お嬢様と俺様!?〜1〜
これもおじいちゃんが作った装置…。

「まあ、迷うことはないからっ!」

―――――チーン

エレベーターの扉が開いた。

「ついたよ!
あたしの部屋っ!!」

「えっ、どれ?」

5つのドアを前に、結衣が戸惑っている。

「全部。
5部屋すべてがあたしの部屋。」

「まじで言ってんの?」

「うん、ホントだよ♪」

「すごすぎる〜!ついてけなーい!笑」

「じゃあ、説明書あるけどいる?」

「説明書??
家に説明書があるの?」

「うん、それ見れば多分分かるよっ☆」

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