お嬢様と俺様!?〜1〜
「あ〜あ!
柚姫もいればよかったのになあ〜!」

その声に反応するように…

「えっ…?」

って聞こえた。

俺は気づいた…。
その声が愛しい人の声だと…

「えっ、柚?」

あれっ?
結衣も気づいてたみたいだっ☆

「ヤバい…、こんな偶然あるんだねっ!
柚もサボってたなんて♪」

「だよなあ〜!
柚、お前…サボっちゃっていーのかあ?
優弥はいーけど、柚はなあ……。先生とか悲しむぞっ…!!」

泣いている先生のまねをしながら、隆哉はそう言った。

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