お嬢様と俺様!?〜1〜
10分くらい走ったところで、柚のスピードが落ちた。

「大丈夫?疲れた?」

「うんん、大丈夫☆」

うそだ。

俺がどれだけ一緒にいて、どれだけ柚のこと見てきたと思ってんだ。

この俺をだませるわけがないだろっ!

「うそつけー!
ちょっと休んでいこーぜ!」

「バレちゃったかあ〜。ごめんねっ、いつも迷惑かけて…」

可愛いこというなあ〜☆

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