強烈な旦那様♡おバカなカメ
「咲那」
「あ、淘汰さん」
「咲那、旦那?」
友人が、咲那に耳打ちする。
「うん!」
「イケメン…/////」
「しかも…◯◯商事…/////」
「凄い…////」
友人達は、それぞれ見惚れていた。
「ほんとカッコいいね!さすが、咲那ちゃんの旦那さんだ!」
夏菜も、咲那に微笑み言った。
「まぁね…」
「…??」
咲那が切なそうに微笑む。
そして、淘汰の元へ駆け寄った。
夏菜は首を傾げ、不思議そうに咲那を見ていた。
━━━━━━それから数十分経って、高そうな車が駅前に止まる。
運転席から、背の高い李範がスマートに降りてきた。
「カメ」
「あ!りーくん!」
嬉しそうに駆け寄る、夏菜。
李範も優しく微笑み、夏菜の頭を撫でた。
「おかえり、カメ」
「フフ…ただいま!」
晶子達は、李範に見入っていた。
正直怖くて近寄れない。
普通なら、自分達から“こんばんは”と話しかけにいくのにいけない。
それ程までに、李範が恐ろしいのだ。
イケメンで、ゴールドアッシュの短髪にモデルのような容姿。
でも………
「あ、りーくん。
お友達に、紹介していい?」
「あぁ、いいよ」
「晶子ちゃん!みんな、私の旦那さんだよ!
李範さん」
「う、うん。
こ、こんばんは…」
「「「こ、こんばんは…」」」
晶子達は、驚愕し怯えていた。
先程見た写真ではわからなかったが、李範の首には薔薇とタガーのタトゥー。
こめかみには、5センチ程の傷痕。
そして恐ろしい雰囲気。
「こんばんは。
カメが、世話になってます」
無愛想な、李範。
基本的にポーカーフェイスな、李範。
夏菜には、優しく微笑むが他人にはあまり笑わない。
それが、李範の恐ろしさを引き立てていた。
「「「カメ?」」」
「あ、私、りーくんに“カメ”って呼ばれてるのー」
「なんで、カメなの?」
「うーん…なんでだったっけかな?」
首を傾げ、李範を見上げる。
「トロいから。あと、カタカナ」
「だって!」
「カタカナって?」
「あー、りーくんが書いてたメモに走り書きで“カナ”ってカタカナで書いてたのを、私が“カメ”って読んだのが最初かな?」
「“カナ”と“カメ”?」
「うん。なんか、カタカナで書くと似てるでしょ?」
「あー、確かに…わからなくもない(笑)」
晶子が、フッと笑って言った。
つられるように、他の友人達も笑った。
「あ、淘汰さん」
「咲那、旦那?」
友人が、咲那に耳打ちする。
「うん!」
「イケメン…/////」
「しかも…◯◯商事…/////」
「凄い…////」
友人達は、それぞれ見惚れていた。
「ほんとカッコいいね!さすが、咲那ちゃんの旦那さんだ!」
夏菜も、咲那に微笑み言った。
「まぁね…」
「…??」
咲那が切なそうに微笑む。
そして、淘汰の元へ駆け寄った。
夏菜は首を傾げ、不思議そうに咲那を見ていた。
━━━━━━それから数十分経って、高そうな車が駅前に止まる。
運転席から、背の高い李範がスマートに降りてきた。
「カメ」
「あ!りーくん!」
嬉しそうに駆け寄る、夏菜。
李範も優しく微笑み、夏菜の頭を撫でた。
「おかえり、カメ」
「フフ…ただいま!」
晶子達は、李範に見入っていた。
正直怖くて近寄れない。
普通なら、自分達から“こんばんは”と話しかけにいくのにいけない。
それ程までに、李範が恐ろしいのだ。
イケメンで、ゴールドアッシュの短髪にモデルのような容姿。
でも………
「あ、りーくん。
お友達に、紹介していい?」
「あぁ、いいよ」
「晶子ちゃん!みんな、私の旦那さんだよ!
李範さん」
「う、うん。
こ、こんばんは…」
「「「こ、こんばんは…」」」
晶子達は、驚愕し怯えていた。
先程見た写真ではわからなかったが、李範の首には薔薇とタガーのタトゥー。
こめかみには、5センチ程の傷痕。
そして恐ろしい雰囲気。
「こんばんは。
カメが、世話になってます」
無愛想な、李範。
基本的にポーカーフェイスな、李範。
夏菜には、優しく微笑むが他人にはあまり笑わない。
それが、李範の恐ろしさを引き立てていた。
「「「カメ?」」」
「あ、私、りーくんに“カメ”って呼ばれてるのー」
「なんで、カメなの?」
「うーん…なんでだったっけかな?」
首を傾げ、李範を見上げる。
「トロいから。あと、カタカナ」
「だって!」
「カタカナって?」
「あー、りーくんが書いてたメモに走り書きで“カナ”ってカタカナで書いてたのを、私が“カメ”って読んだのが最初かな?」
「“カナ”と“カメ”?」
「うん。なんか、カタカナで書くと似てるでしょ?」
「あー、確かに…わからなくもない(笑)」
晶子が、フッと笑って言った。
つられるように、他の友人達も笑った。