強烈な旦那様♡おバカなカメ
ベッドにダイブする。
天井を見上げる。
夏菜のことが、頭に浮かぶ。
綺麗な瞳と、無邪気な笑顔。
“素敵”と言う言葉。
この俺が、惑わされている━━━━━━━
「くそっ!!!」
ベッドを殴る。
峰芝は、言葉にできない思いに埋もれていた。
それから峰芝は、夏菜を避けるようになった。
店長に頼み込んで、夏菜とシフトが被らないようにし、一緒になっても極力接触しないようにしていた。
「━━━━カメ」
「ん?」
「バイト、どう?」
ベッドに横になり、夏菜を腕枕して頭を撫でている李範。
夏菜は、切なく瞳を揺らし李範を見上げた。
「ん?カメ?」
「………楽しいよ」
「嘘だな」
「え?」
「何だ?
あるんだろ?心配事」
「…………避けられてるみたいなの」
「は?誰に?ダチ?」
「ううん。峰芝さん」
「あー、あいつか」
「だからどうってことはないけど、どうしてかなって気になって…」
「へぇー、でも気にすることはない。
大丈夫だ。
……………俺的には、その方が安心だし」
「うん…
…………でも、お仕事は楽しい!
晶子ちゃんがいるし、他の方もみんな優しいから!
トロいから、少し迷惑かけてるけど…
失敗はしないんだよ、私!」
「フッ…ドヤ顔されてもな(笑)
まぁ、上出来だな!カメからすると」
頭をポンポンと撫で微笑む李範に、夏菜は嬉しそうに笑った。
そんなある日━━━━━━
李範が朝目を覚ますと、まだ夏菜が寝ていた。
何度も言うが、行動するのがかなりトロい夏菜。
なので、何事にも早く行動を起こす。
李範が朝起きると、夏菜は既に起きていることがほとんどだ。
「…………まだ、寝てる」
このままでは、バイトに間に合わなくなるかもしれない。
「………カメ、カメ!起き━━━━━ん?」
肩を揺すり、頬に触れて気づく。
夏菜の頬が、かなり熱い。
慌てて起き上がり、夏菜の額や頬に触れる。
「━━━━━━熱がある…」
「━━━━はい、はい。
すんませんが、よろしくお願いします」
李範が、夏菜のバイト先に欠勤の連絡をする。
そして、熱冷まシートと飲み物を持って寝室に戻った。
天井を見上げる。
夏菜のことが、頭に浮かぶ。
綺麗な瞳と、無邪気な笑顔。
“素敵”と言う言葉。
この俺が、惑わされている━━━━━━━
「くそっ!!!」
ベッドを殴る。
峰芝は、言葉にできない思いに埋もれていた。
それから峰芝は、夏菜を避けるようになった。
店長に頼み込んで、夏菜とシフトが被らないようにし、一緒になっても極力接触しないようにしていた。
「━━━━カメ」
「ん?」
「バイト、どう?」
ベッドに横になり、夏菜を腕枕して頭を撫でている李範。
夏菜は、切なく瞳を揺らし李範を見上げた。
「ん?カメ?」
「………楽しいよ」
「嘘だな」
「え?」
「何だ?
あるんだろ?心配事」
「…………避けられてるみたいなの」
「は?誰に?ダチ?」
「ううん。峰芝さん」
「あー、あいつか」
「だからどうってことはないけど、どうしてかなって気になって…」
「へぇー、でも気にすることはない。
大丈夫だ。
……………俺的には、その方が安心だし」
「うん…
…………でも、お仕事は楽しい!
晶子ちゃんがいるし、他の方もみんな優しいから!
トロいから、少し迷惑かけてるけど…
失敗はしないんだよ、私!」
「フッ…ドヤ顔されてもな(笑)
まぁ、上出来だな!カメからすると」
頭をポンポンと撫で微笑む李範に、夏菜は嬉しそうに笑った。
そんなある日━━━━━━
李範が朝目を覚ますと、まだ夏菜が寝ていた。
何度も言うが、行動するのがかなりトロい夏菜。
なので、何事にも早く行動を起こす。
李範が朝起きると、夏菜は既に起きていることがほとんどだ。
「…………まだ、寝てる」
このままでは、バイトに間に合わなくなるかもしれない。
「………カメ、カメ!起き━━━━━ん?」
肩を揺すり、頬に触れて気づく。
夏菜の頬が、かなり熱い。
慌てて起き上がり、夏菜の額や頬に触れる。
「━━━━━━熱がある…」
「━━━━はい、はい。
すんませんが、よろしくお願いします」
李範が、夏菜のバイト先に欠勤の連絡をする。
そして、熱冷まシートと飲み物を持って寝室に戻った。