強烈な旦那様♡おバカなカメ
「あ、みんな笑ってくれた!」
「え?」
「りーくんのこと、怖い?」
夏菜が窺うように、晶子達に聞く。
「う、うん…」
「でもね。
とっても、優しいんだよ?」
「うん。それは、わかる。
夏菜のことすごく可愛がってて、凄く好きなんだろうなって見てて感じるから」
「━━━━━誰よりも、好きだ」
「「「え?」」」
「心配しなくても、カメを傷つけたりしない。
……………それと、言っておく」
「え?」
「この首の刺青は、学生の頃につるんでたダチ等とチーム組んでた時に入れた若気の至り。
こめかみの傷痕は、バイク事故で負った傷だ。
間違っても、ヤクザじゃないし、人を殺したこともない」
「………あ、は、はい…」
「……………まぁ…あいつのことは“ある意味”俺が殺したようなもんだが……」
「え?」
「あ、いや。何もない…
でも、それを聞きたいんだろ?」
「あ…ごめんなさい…」
「いや、謝ってほしいんじゃない。
“今まで通り”カメ…あ、いや、夏菜と仲良くしてやってくれ」
「「「はい!」」」
晶子達は、顔を見合わせ微笑み頷いた。
それから李範と夏菜は、車で近くのスーパーへ向かっていた。
カートを押す李範の腕にしがみつくように、腕を組む夏菜。
「ねぇねぇ、りーくん」
「ん?」
「……好き!」
「………どうした?突然」
「さっき、晶子ちゃん達に言ってくれたでしょ?
誰よりも、好きって!」
「あぁ」
「嬉しかったの!」
「そうか。
…………お前は、真っ直ぐだな」
「そう?」
「そのまんまっつうか…」
「うーん…だって、隠すとかできないんだもん!」
「そうだな(笑)
カメがつく嘘、わかりやすいもんな(笑)」
「あ…そうかも?(笑)
すぐ、バレちゃうんだよなぁー」
困ったように笑う夏菜に、李範は微笑んだ。
「━━━━カメ、後は?」
「えーと…大丈…夫……かな?」
「ん。じゃあ、買って帰るか」
レジに向かう。
すると、一人の女性が強引に二人の前に入ってきた。
「ひゃっ!!?
び、びっくりした……」
「カメ!?大丈夫か!?」
「う、うん…」
夏菜の顔を覗き込み、無事を確認した李範。
その女性に鋭い声で言い放つ。
「おい!!」
ビクッと震えて振り返った女性を見て、夏菜は驚愕する。
「え?」
「りーくんのこと、怖い?」
夏菜が窺うように、晶子達に聞く。
「う、うん…」
「でもね。
とっても、優しいんだよ?」
「うん。それは、わかる。
夏菜のことすごく可愛がってて、凄く好きなんだろうなって見てて感じるから」
「━━━━━誰よりも、好きだ」
「「「え?」」」
「心配しなくても、カメを傷つけたりしない。
……………それと、言っておく」
「え?」
「この首の刺青は、学生の頃につるんでたダチ等とチーム組んでた時に入れた若気の至り。
こめかみの傷痕は、バイク事故で負った傷だ。
間違っても、ヤクザじゃないし、人を殺したこともない」
「………あ、は、はい…」
「……………まぁ…あいつのことは“ある意味”俺が殺したようなもんだが……」
「え?」
「あ、いや。何もない…
でも、それを聞きたいんだろ?」
「あ…ごめんなさい…」
「いや、謝ってほしいんじゃない。
“今まで通り”カメ…あ、いや、夏菜と仲良くしてやってくれ」
「「「はい!」」」
晶子達は、顔を見合わせ微笑み頷いた。
それから李範と夏菜は、車で近くのスーパーへ向かっていた。
カートを押す李範の腕にしがみつくように、腕を組む夏菜。
「ねぇねぇ、りーくん」
「ん?」
「……好き!」
「………どうした?突然」
「さっき、晶子ちゃん達に言ってくれたでしょ?
誰よりも、好きって!」
「あぁ」
「嬉しかったの!」
「そうか。
…………お前は、真っ直ぐだな」
「そう?」
「そのまんまっつうか…」
「うーん…だって、隠すとかできないんだもん!」
「そうだな(笑)
カメがつく嘘、わかりやすいもんな(笑)」
「あ…そうかも?(笑)
すぐ、バレちゃうんだよなぁー」
困ったように笑う夏菜に、李範は微笑んだ。
「━━━━カメ、後は?」
「えーと…大丈…夫……かな?」
「ん。じゃあ、買って帰るか」
レジに向かう。
すると、一人の女性が強引に二人の前に入ってきた。
「ひゃっ!!?
び、びっくりした……」
「カメ!?大丈夫か!?」
「う、うん…」
夏菜の顔を覗き込み、無事を確認した李範。
その女性に鋭い声で言い放つ。
「おい!!」
ビクッと震えて振り返った女性を見て、夏菜は驚愕する。