嫌だって言ってるのに
夜中の3時
「ゲホッゲホッおえっ…」
な、なにこれ…… 今までにない吐き気が…泣
私の声に気がついて看護師さんがきてくれた。
「くるみちゃん!くるみちゃん!今先生呼ぶね!」
「大丈夫、、、です。ゴホッゴホッ泣」
看護師さんは私を無視して先生を呼んだ。
少ししてにぃにが来た。
吐きそうで吐けない。。。辛い、、
「くるみ〜ちゃーん。辛いね。今全部吐いちゃお。せーの。」
「ゲホッゲホッ泣」
うまく吐けない…
「うーん、ダメだね。うまく吐けないねー。」
にぃにがゴム手袋を手に付け始めた。
やばい… 絶対無理やり吐かせられる…
苦しいけどベット内でにぃにから離れた。
「ほら逃げないよ。少しお手伝いするだけ」
「イヤッ!ゴホッゴホッ泣」
「やめてぇ泣 おえっゲホッゲホッゲホッ」
「少し頑張ろ?いやいやしててもくるみが辛くなっちゃうだけだからね。」
優希兄ちゃんは私の鼻をつまんだ。
おえっ。
私は息が出来なくなって少し口を開けてしまった。
にぃにはその少し空いた口から手を突っ込んだ。
「おえっおえっゲボッ泣」
「よし、偉いね。」
「おえっおえっヒック…ヒック」
私の顔は涙でぐしゃぐしゃ。