海色の世界を、君のとなりで。



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 付き合えなくたっていいから、振り向いてくれなくたっていいから、どうか誰のものにもならないで。


 ずっとずっと、そばにいて。




──そんなことを思ってしまうわたしはきっと最低なんだろう。

 こんな思いするくらいなら、恋なんて、君のことなんて、一生知らないままがよかった。




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