恋っていうより、愛でしょ



中学に入る頃には運動もそこそこ出来て、

男女問わず誰とでも仲良くなれるコミュニケーションスキルを持ち合わせ、


顔もまぁまぁ可愛いってのもあって、



モテた。



この頃はヒカリに好意を寄せるやつらは裏で手を回してなんとか追っ払ってやった。



高校に入ると、頼み事は断れないことと、テキトーな性格でもあり、告られるとどんなやつでも断れず次から次へと付き合いまくっていた。



だけど付き合ってみるものの、デートは愚か、



「リヒト達とバスケする約束してるから」



「付き合ってって言われたから付き合ってるだけ」



「手繋ぐと行動範囲狭まるからなしで!」



「盛んなよ〜恥ずかしい。まだ高校生じゃん」




なんて、好きじゃないのに断れないがために付き合い、いざ彼女になったものの男どもを幻滅させ、



(ちなみに彼女に悪気は一切ない)




あっちこっちに良い顔をしてテキトーな付き合いをしてしまった結果…

< 14 / 136 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop