君の甘い笑顔に落とされたい。

「うーん……私は茉白に好意があるように見えるんだけど」
「気のせいだよ、桃ちゃん。」


それにしてもこのアメ美味しいね!
どこで買ったやつなんだろう?



「あ、そうだ。茉白午後の選択授業家庭科だったよね?」
「うん、そうだよ」
「そしたらさ!今日はカップケーキ作るんだよね!?」

「あはは、うん。1人3個作る予定だから、1個桃ちゃんにあげるね」
「やった〜!楽しみにしてるねっ」


桃ちゃんからはアメも貰ったし、カップケーキでお返ししよっ。
美味しくできるといいなぁ。


「あーあ、私も家庭科にすればよかったなぁ。そしたら色々作って食べれたのに」


残念そうに口を尖らせる桃ちゃん。
桃ちゃんはスイーツみたいな甘いものが大好きなんだよね。
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