君の甘い笑顔に落とされたい。

趣味は食べることで、よく色んなカフェに行ってるって、クラスの自己紹介の時にも言ってたっけ。



「でも桃ちゃん軽音部だし、音楽はピッタリだよ!」
「まぁねー……音楽も楽しいけどさ。茉白がいたらもっと楽しいのになって思うよ」



そ、そんな風に思ってくれてたの……!?
桃ちゃん、私嬉しいよっ。


「私もいつも隣に桃ちゃんがいるから、家庭科の授業だけちょっと寂しいんだよ」
「はぁ、可愛いこと言ってくれるね、茉白は!」


ぎゅっと私に抱きつく桃ちゃんにクスクス笑う。

桃ちゃんのためにも、美味しいカップケーキ作れるように頑張ろっと!




< 43 / 284 >

この作品をシェア

pagetop