隣にいるのはツンデレ彩くん。
「……ああ……大丈夫だ」

「あっそ、じゃあさっさと朝ごはん食べに来てくださいね」


心配かけさせやがって、とりあえず大丈夫ならいいけど。

女無理って……私みたいに、耐性があんまないとかのレベルじゃあなさそう。


アイツも可哀想だな、私みたいな女とマッチングしちゃって。


ドキドキしちゃって、私もバカみたい。


支度は終わったし、早く教室行こう。


「先教室言ってますから」


そうとだけ伝えて、教室まで急いだ。


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