弟子入りさせて下さい、生徒会長!
「勝てるとは思えないよ。部長は1年生から学Pの部長やってるじゃん」
「てことは部長くんも1年生の時に委員長戦に勝ったってことだよな」
「そうだけど…それだけすごいってことでしょ」
「まあ大丈夫だって。だって千里には俺っていう最強のPR素材があるんだから」
「PR素材?」
どういう意味だろう。
うちの兄ちゃんなんかすごい事やってたっけ。
「え、待って。マジで知らないの?」
「知らない」
「えー、聞いたことない?
生徒会長就任演説会で校則破りまくって校則を無くした先輩の話とか」
「噂程度には」
もしかしてそれが…?
「それが俺だ!
…ってなんでそんな信じられないものを見るような目で見てくるの…兄ちゃんマジで傷つくよ!」
「信じられる訳がない、そんなの」
「じゃあ黒田先生に聞いてみなよ!今、黒田先生いる?あの人が1番知ってると思うから」
「……わかった聞いてみる」
「そうそう聞いてみてよ」
そう言って兄ちゃんは再び漫画に目を戻した。
・・・とりあえず明日、委員長に委員長戦を頼んでみよう。
「てことは部長くんも1年生の時に委員長戦に勝ったってことだよな」
「そうだけど…それだけすごいってことでしょ」
「まあ大丈夫だって。だって千里には俺っていう最強のPR素材があるんだから」
「PR素材?」
どういう意味だろう。
うちの兄ちゃんなんかすごい事やってたっけ。
「え、待って。マジで知らないの?」
「知らない」
「えー、聞いたことない?
生徒会長就任演説会で校則破りまくって校則を無くした先輩の話とか」
「噂程度には」
もしかしてそれが…?
「それが俺だ!
…ってなんでそんな信じられないものを見るような目で見てくるの…兄ちゃんマジで傷つくよ!」
「信じられる訳がない、そんなの」
「じゃあ黒田先生に聞いてみなよ!今、黒田先生いる?あの人が1番知ってると思うから」
「……わかった聞いてみる」
「そうそう聞いてみてよ」
そう言って兄ちゃんは再び漫画に目を戻した。
・・・とりあえず明日、委員長に委員長戦を頼んでみよう。