君への想い、この音にのせて〜こじらせ幼なじみの恋の行方は〜
「なんかどっと疲れたねー」
「ふふ、蘭ちゃんはとくにだね。今日はクラの"一人で吹いてみて"が多かったもんね」
「ほんとだよー。集中攻撃すぎ」
「でも蘭ちゃんはやっぱりうまいよ!」
「ふふ、ありがとうっ。まだまだだけどね!練習あるのみ!」
「そうだねっ。私も頑張らなきゃ」
話しながら片付けを終えた。
ーーーそうだ。
十也くんに、話を聞かないと。