一度倒れたら、溺愛がとまりません!!
そして、南をおんぶして家に送った。
インターホンを押すと、南の父親がでてきて、南を見ると
「晴基くん、ありがとう。」
「いや、送るくらい大丈夫ですよ。」
すると南の父親は首を振って、
「違うよ、……
南を泣かせてくれてありがとう。
南は…心配をかけないようにって、
涙を隠してたことに気づいてたんだけね、
どうすることもできなくて情けない父親だね」
と言って、苦笑いをした。
「部屋まで運びますよ」
と、俺は言って南を運んだ。
そして、
泣きたくなったら、いつでも来ていいから
と書いたメモを置いといた。