一度倒れたら、溺愛がとまりません!!
あれから、3年。
特に関係性も変わらず、成長した。
最近は、体調が良さそうだったの安心していた。

でも、体育祭練習でいじめが原因で倒れるとは思わなかった。

俺は、南が友達関係かうまく行ってないのは薄々気付いていたが、ここまでとは思っていなかった。だから、南が倒れそうになったとき、海斗からの情報がなかったら
分からなかった。

南の体が傾いていたのを支えると呼吸が辛そうなのはすぐにわかった。
「晴、、辛い。薬飲めてない」
そう聞いたとき、こんなふうに南をさせるやつなんか許さねえ、そう本気で思った。
だから、俺はクラスメイトにキレた。

そして、海斗に水を頼みそれをもらうと、
常に持っていた南の薬を出して、
飲めそうにない南の口に口移しした。
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