一度倒れたら、溺愛がとまりません!!
教室に戻り、帰り支度をしていると
雨が降っていることに気付いた。
色々あって、結局暗くなってしまった。

走って帰ろう。怖さが強くなる前に

学校を出ると走っていた。
心の中で、大丈夫、大丈夫と自分に言い聞かせながら。

しばらく走っていると、子供とお母さんが一緒に歩いていた。

「今日の夕飯なあに?」
「今日は、カレーだよ」

そんな会話が聞こえてきて、
私の頭の中には一つの映像がフラッシュバックした。


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