一度倒れたら、溺愛がとまりません!!
コンコンコン、

「そろそろお時間です」

「「はい」」

二人で返事をして、私はお父さんが待ってるところへと足を進めた。

そして…

入場曲がながれた。

「お父さん。そして、お母さん。
今までお世話になりました。でも、これからも私が名字が変わっても、お父さんとお母さんの子供であることは変わらないから。

   育ててくれてありがとう」

「うん。幸せになるんだよ」

そんな言葉を交わして
バージンロードを歩き始めた。
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