一度倒れたら、溺愛がとまりません!!
「南、わかる?晴だよ?深呼吸しようか?」

「や!…やめて、ハァハァ」
体を抱きかかえようとしたら

パシッ

腕をひっかかれた。

よし、強行手段だ。
俺は腕を抑えた。そして、顔を上げさせた。

「南、晴だよ。大丈夫、大丈夫」

「いや!、…晴、はる、!」
焦点がやっと戻ってきて、俺に倒れ込んできた。
松崎にアイコンタクトを送って、隣の病室に連れてった。
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