一度倒れたら、溺愛がとまりません!!
気づけば12月になっていた。
体育祭が9月にあったのであれからもう3ヶ月経っているなんて…

ちなみに私と晴の関係性は変わっていない。

しかし、それを知った華奈が突然言い出したのだ。

「南、クリスマスこのままでいいの?
晴基くんのこと好きなんでしょう?
告白しちゃいなよ!」

それを聞いた途端、飲んでいたお茶を吹き出しそうになった。

「何言ってるの?!びっくりした~」

「えー…でもホントのことだし、」

確かに考えればそうだ。来年は受験で忙しくなってしまう。楽しめるクリスマスは
今年しかないのだ。
< 27 / 255 >

この作品をシェア

pagetop