一度倒れたら、溺愛がとまりません!!
晴が連れてきてくれたお店は、アットホームな和食屋さんだった。

「このお店の雰囲気いいだろ」

「うん、あったかい。それに料理が最高に美味しい〜。」

そんな様子を見た晴は、笑った。
「やっぱ変わらない。南は」

それから、晴と昔話で盛り上がった。
「南はお転婆だったよな、おばさんがいつも怪我しそうで怖いってよく言ってたもん」

「失礼な、好奇心旺盛っていうんだよ」

そんな話をしているうちに、気づいたら結構お酒を呑んでいた。

理解した瞬間、急にまぶたが降りてきた。
「おい?南?目が怪しいけど…」

「ん、ねむい」

「ここで寝るな、お〜い」

ここで私の記憶は途絶えた。
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