一度倒れたら、溺愛がとまりません!!
私は知らないうちに、息が上がってきていた。だからもう一度言った。

「お願いだから、教えてほしいです。」

「校庭のゴミ箱にあるわよ」

彼女は、自信満々に言った。
私はそれを聞いて一目散に校庭へ行った。そろそろ身体が限界を迎えそうだとわかっていたから。

でも、いくら探してもないのだ。

そして気づいた。

あの態度からして騙されたのだと。
もう一度教室に戻り、最後のちからを振り絞って、言った。

「どこ、、に、ある、の、」
私はもう、視界が暗闇になっていた。
ヤバイ…倒れる
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