戯れの家💛大人向けショートショート②
その2
「ああっ…、奥さん、いいよ。その舌使い…。じゃあ、僕も…」
「う、ううん~❣」
真昼間、二人の情事は早々で、さり気に炎上していた
「旦那さんのとどっちのがいいんです?」
「高山さんのこっちの方がいいわよ、そりゃ…」
「奥さん…」
「いや~ん💦」
で…、二人は真昼間にしっかり情事を完遂させた…。
***
「…じゃあ、奥さん、僕はこれで失礼しますよ」
ナニを終えた○○ハウジング営業部の高山タツノリは、手早にネクタイを締めながら、すでに仕事中の顔に戻っていた。
恵理子も上着のボタンをハメながら、主婦&一時の母モードに戻ろうとしてはいるのだが…、今だカラダの疼きは余韻を残し、目もドロンとしている。
「でも、今までみたいな狭アパートじゃ、あなたとだってトイレで触りっこくらいしかできなかったんだから、2階に子供がいるのに思いっきりエッチできるんですもの…。よかったわ、この家買って」
「そう言ってもらえると、僕も嬉しいですよ。何しろ、オタクのご家族を案内してる時も、この部屋で奥さんとエッチすることを思い浮かべて、悶々としてましたからね」
「うふふ‥、あの時のプライバシーが云々とかってセールストーク、そんな下心からだったのね?」
「いいじゃないですか。ご主人さんとユウカちゃんも含めて、皆さんそれぞれにメリットがある間取りなんですから。それにしてもワルい母親だなー、下の部屋じゃあ、お子さん、友達と夏休みの宿題やってるって言うのに…」
高山はネクタイをシマながら何ともな笑みを浮かべて、恵理子の反応を観察している。
これに対し、コトを終えた恵理子は一転、さばさばした表情でこう答えた。
「課題って言っても、カブトムシとクワガタの観察だもの遊びよ。クラスメートの男の子も来てるし」
「ほー、そうですか…(さわやか?なニヤケ顔)」
高山は何ともしおらしい笑みを浮かべ、かばんを手に、”既存契約顧客宅”から会社に戻った。
「ああっ…、奥さん、いいよ。その舌使い…。じゃあ、僕も…」
「う、ううん~❣」
真昼間、二人の情事は早々で、さり気に炎上していた
「旦那さんのとどっちのがいいんです?」
「高山さんのこっちの方がいいわよ、そりゃ…」
「奥さん…」
「いや~ん💦」
で…、二人は真昼間にしっかり情事を完遂させた…。
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「…じゃあ、奥さん、僕はこれで失礼しますよ」
ナニを終えた○○ハウジング営業部の高山タツノリは、手早にネクタイを締めながら、すでに仕事中の顔に戻っていた。
恵理子も上着のボタンをハメながら、主婦&一時の母モードに戻ろうとしてはいるのだが…、今だカラダの疼きは余韻を残し、目もドロンとしている。
「でも、今までみたいな狭アパートじゃ、あなたとだってトイレで触りっこくらいしかできなかったんだから、2階に子供がいるのに思いっきりエッチできるんですもの…。よかったわ、この家買って」
「そう言ってもらえると、僕も嬉しいですよ。何しろ、オタクのご家族を案内してる時も、この部屋で奥さんとエッチすることを思い浮かべて、悶々としてましたからね」
「うふふ‥、あの時のプライバシーが云々とかってセールストーク、そんな下心からだったのね?」
「いいじゃないですか。ご主人さんとユウカちゃんも含めて、皆さんそれぞれにメリットがある間取りなんですから。それにしてもワルい母親だなー、下の部屋じゃあ、お子さん、友達と夏休みの宿題やってるって言うのに…」
高山はネクタイをシマながら何ともな笑みを浮かべて、恵理子の反応を観察している。
これに対し、コトを終えた恵理子は一転、さばさばした表情でこう答えた。
「課題って言っても、カブトムシとクワガタの観察だもの遊びよ。クラスメートの男の子も来てるし」
「ほー、そうですか…(さわやか?なニヤケ顔)」
高山は何ともしおらしい笑みを浮かべ、かばんを手に、”既存契約顧客宅”から会社に戻った。