【最恐ホラー】憐の難破船(あいのなんぱせん)
第14話
さて、その頃であった。
かずひこは、丸亀町通りにあるパチンコ店にいた。
かずひこは、朝9時の開店時間からずっとパチスロに夢中になっていた。
大音量でスピーカーから流れているJポップの歌とパチスロの電子音が聞こえている中で、かずひこは大量のたばこを吸いながらパチスロをしていた。
しかし、負けが込んでいたのでひどくいらついていた。
そんな時であった。
かずひこの友人のスキンヘッドの男がかずひこが座っている台のとなりの台の付近にずうずうしくやって来た。
「かずひこ、座ってもいい?」
「なんやオドレ!!パチンコせんのやったら出て行け!!」
かずひこは、スキンヘッドの男に対して『店から出て行け!!』と怒った。
スキンヘッドの男は、かずひこに対して『オレ、さみしいんだよぉ。』と言い返した。
そして、空いている台にずうずうしく座った。
スキンヘッドの男は、ポロシャツのポケットの中からメビウスを取り出した。
男は、たばこを吸いながらかずひこに言うた。
「かずひこ、オレ、さみしいんだよぉ…」
「なんやオドレ!!オドレはふざけとんか!?…さみしいさみしいさみしいさみしいさみしいさみしいさみしいさみしい…つまらんつまらんつまらんつまらんつまらんつまらんつまらんつまらんつまらん…それはオドレ自身がヤワだからさみしい人間になったんや!!」
「かずひこ、お前いつから冷たい人間になったんだよぅ。」
「やかましいオドレ!!出て行けと言う声が聞こえないのか!?」
かずひこは、スキンヘッドの男に繰り返して出て行けと言うた。
しかし、スキンヘッドの男はますます煮え切らない表情を浮かべた。
スキンヘッドの男は、かずひこに対して『生活に困っているから助けてくれ〜』と言おうとした。
しかし、その時に別の客の男にえりくびをつかまれた。
「コラ!!空いている台に勝手に座っているスキンヘッドの男!!」
「なんだよぉ。」
「パチンコせえへんのやったら店から出て行け!!」
「わかったよぅ。」
「オドレは耳が聞こえんのか!?」
客の男は、スキンヘッドの男を強烈な力でイスから立たせた。
この時、スキンヘッドの男のズボンのポケットから十円玉6枚と公衆電話に貼っていたピンクチラシ4枚が床にたくさん落ちた。
それをみた客の男は、よりし烈な怒りを込めてスキンヘッドの男に言うた。
「オラオドレ!!」
「なんだよぉ。」
「オドレはこなな状態でパチンコに来たのか!?」
「パチンコしに来たんだよぉ。」
「ウソつくな!!」
「本当だよぉ…だけど、持ち合わせがないから友人にカネ貸してくれと頼んでいたんだよぉ。」
(グシャ!!)
「ぐわああああ!!」
客の男は、持っていたサバイバルナイフでスキンヘッドの男の両目を切り裂いた。
「あああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!」
「オドレ思い知ったか!!」
スキンヘッドの男は、その後床に倒れた。
同時に、呼吸が停止した。
そしてまた同時に、口から大容量のアワをふいた。
そしてまたまた同時に、お腹からものすごく不気味な物体がうじのように出てきた。
(ブクブクブクブクブクブクブクブクブクブクブクブクブクブクブクブクブクブクブクブクブクブクブクブクブクブクブクブクブクブクブクブクブクブクブクブクブクブクブクブクブクブクブクブクブクブクブクブクブクブクブクブクブクブクブクブクブクブクブクブクブクブクブクブクブクブク…グチョグチョグチョグチョグチョグチョグチョグチョグチョグチョグチョグチョグチョグチョグチョグチョグチョグチョグチョグチョグチョグチョグチョグチョグチョグチョグチョグチョグチョグチョグチョグチョグチョグチョグチョグチョグチョグチョグチョグチョグチョグチョグチョグチョグチョグチョグチョグチョグチョグチョグチョグチョグチョグチョグチョグチョグチョグチョグチョグチョグチョグチョグチョグチョグチョグチョグチョグチョグチョグチョグチョグチョグチョグチョ…)
「ギャァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!」
この時、店内にいたお客さまたちがより強烈な悲鳴をあげた。
店内は、大パニックにおちいった。
(ジリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリ!!)
ことの次第を聞いた店員さんが、大急ぎで防犯ベルを鳴らした。
(ブーッ!!ブーッ!!ブーッ!!ブーッ!!ウーウーウーウーウーウーウーウーウーウー!!)
それから30分後であった。
市役所の防災行政無線のスピーカーから強烈なブザー音が市街地《ちゅうしんち》に鳴り響いた。
同時に、高松市の中央消防署の緊急車両のけたたましいサイレンと香川県警の緊急車両のけたたましいサイレン音が鳴り響いた。
事件現場の丸亀町通りは、危険な状態におちいった。
救護活動の開始が大きく遅れたので、被害がさらに拡大した。
かずひこは、店内で発生した爆発に巻き込まれて亡くなった。
その頃であった。
まんのう町にあるやくざ組織の事務所が非常に危険な状態におちいった。
陽介が逃げ込んでいた先が判明したので、一斉に排撃に出ると組長が言うた。
この後、組員たちはより過激な行動を始めたようだ。
恐ろしい悲劇は、いよいよクライマックスに突入した。
かずひこは、丸亀町通りにあるパチンコ店にいた。
かずひこは、朝9時の開店時間からずっとパチスロに夢中になっていた。
大音量でスピーカーから流れているJポップの歌とパチスロの電子音が聞こえている中で、かずひこは大量のたばこを吸いながらパチスロをしていた。
しかし、負けが込んでいたのでひどくいらついていた。
そんな時であった。
かずひこの友人のスキンヘッドの男がかずひこが座っている台のとなりの台の付近にずうずうしくやって来た。
「かずひこ、座ってもいい?」
「なんやオドレ!!パチンコせんのやったら出て行け!!」
かずひこは、スキンヘッドの男に対して『店から出て行け!!』と怒った。
スキンヘッドの男は、かずひこに対して『オレ、さみしいんだよぉ。』と言い返した。
そして、空いている台にずうずうしく座った。
スキンヘッドの男は、ポロシャツのポケットの中からメビウスを取り出した。
男は、たばこを吸いながらかずひこに言うた。
「かずひこ、オレ、さみしいんだよぉ…」
「なんやオドレ!!オドレはふざけとんか!?…さみしいさみしいさみしいさみしいさみしいさみしいさみしいさみしい…つまらんつまらんつまらんつまらんつまらんつまらんつまらんつまらんつまらん…それはオドレ自身がヤワだからさみしい人間になったんや!!」
「かずひこ、お前いつから冷たい人間になったんだよぅ。」
「やかましいオドレ!!出て行けと言う声が聞こえないのか!?」
かずひこは、スキンヘッドの男に繰り返して出て行けと言うた。
しかし、スキンヘッドの男はますます煮え切らない表情を浮かべた。
スキンヘッドの男は、かずひこに対して『生活に困っているから助けてくれ〜』と言おうとした。
しかし、その時に別の客の男にえりくびをつかまれた。
「コラ!!空いている台に勝手に座っているスキンヘッドの男!!」
「なんだよぉ。」
「パチンコせえへんのやったら店から出て行け!!」
「わかったよぅ。」
「オドレは耳が聞こえんのか!?」
客の男は、スキンヘッドの男を強烈な力でイスから立たせた。
この時、スキンヘッドの男のズボンのポケットから十円玉6枚と公衆電話に貼っていたピンクチラシ4枚が床にたくさん落ちた。
それをみた客の男は、よりし烈な怒りを込めてスキンヘッドの男に言うた。
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「オドレはこなな状態でパチンコに来たのか!?」
「パチンコしに来たんだよぉ。」
「ウソつくな!!」
「本当だよぉ…だけど、持ち合わせがないから友人にカネ貸してくれと頼んでいたんだよぉ。」
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「ぐわああああ!!」
客の男は、持っていたサバイバルナイフでスキンヘッドの男の両目を切り裂いた。
「あああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!」
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スキンヘッドの男は、その後床に倒れた。
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救護活動の開始が大きく遅れたので、被害がさらに拡大した。
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その頃であった。
まんのう町にあるやくざ組織の事務所が非常に危険な状態におちいった。
陽介が逃げ込んでいた先が判明したので、一斉に排撃に出ると組長が言うた。
この後、組員たちはより過激な行動を始めたようだ。
恐ろしい悲劇は、いよいよクライマックスに突入した。