僕は花の色を知らないけれど、君の色は知っている
◇
君と出会ってから、僕の世界は
ひとつひとつ、花開くように色づいていった
それは僕の心を色鮮やかに染めて
優しくすべてを変えてくれた
だからどうか、この先も忘れないでいて
冷たい視線に耐えられず
心無い言葉に押しつぶされて
ひとり、遠いどこかに消えたくなったときも
僕にとって君は、この世でたったひとつの
永遠に枯れることのない、特別な輝きだってことを
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