2つの境界線を走る
1.いつも通りの毎日を過ご予定だった
「拓ちゃん!!数学分からないから教えて?」
「それぐらい自分で考えろよ、」
「でも、夏休みの宿題多すぎるし、難しいし終わんないよー」
「集中すれば終わるぞー。頑張れー。」
「...わかったよ...じゃあ希大に聞くもん」
「はぁ?じゃあ俺が教えるし...」
私が笑って「ありがとう」と言うと、希大もつられて笑った。
私たちは、いつもこうだ。でもこれが1つの幸せだ。
「こんな幸せが続くといいのになぁー」
と小さな声で呟く。
「「ん?」」
2人は声を合わせて聞いきたが、私は、
「なんでもないよー」
と言ってピースした。
その瞬間、
ボォォォンッッッ
隣の家から、変なもとが聞こえてきた。
「拓斗うるさいぞ」
「え?今の俺じゃないぞ?希大だろ?」
「は?ちげーよ」
「今の明らかに2人が出した音じゃないよね、、、」
「「確かに」」
「外見に行かない?何かやってるのかもしれないじゃん?」
「だな」
3人で外に行って見ると、隣の家から煙が出ていたのです。
「拓ちゃん、これってか、火事?」
「かもな、とりあいず中に人がいるか、確認しないとだな、」
「「だね」」
ピンポーンピンポーン
「誰かいませんかー?」と、希大がたずねても誰からも返事は無い。
「やっぱり人いないんじゃない?」
「うん。でもこれは火事なのか?拓斗?」
「うーん。分からないでも、火災報知器もなってないだろうし、取り合いず避難する準備だけして、様子見るか?」
「そうしよう!!」
「もあー、拓斗ー、準備終わったー?」
「「終わったよ!!」」
「じゃあもう1回ピンポン押しに行くか、」
「だね!!」