交通事故で記憶喪失になった君と、余命一年の私

途中で3人とは右と左で分かれる。


私と嶺緒は右、あの3人は左。


だけどそっからはみんな家が近い。


3分くらいで着く。


「今日は楽しかったぁー!!」


「そうだね!あんなに遊んだの久しぶりだったかも!!」


あんなにはしゃいだの久しぶりだった。


「じゃあバイバイ」


「あぁ」


家には誰もいないから鍵を出した。


このキーケースは事故の前、嶺緒にもらったもの。


「嶺緒は?入らないの?」


「入るよ」


嶺緒も鍵を出した。


「!?」


え!?私があげたキーケース使ってる!!


「そのキーケースって.....?」


考える前に口が動いてた。


「あぁーこれ事故にあった時に持ってたらしい」


「そうだったんだ」


使ってくれていたんだ!


私があげたのを...


「じゃあバイバイ」


「バイバイ」


私たちは家に入った。
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