交通事故で記憶喪失になった君と、余命一年の私

「だよね....瑠奈と一回話そう!!私はいないから、二人っきりでしっかり話し合って.....と言ってもどうやって瑠奈を病院に連れてくるかなんだけどね....」


「うーーん....」


輝羅が言うには瑠奈は学校にも来れてなければ家からも出ないらしい...いわゆる『不登校』になりつつある...


そんな瑠奈をどうやって連れ出すか...


きっと簡単には来ないだろうし、私や輝羅が呼び出しても来ないと思う...


誰かが連れ出してくれる限り...


「誰かいい人いないかな?」


いい人いい人...


私の病気を知っていて、瑠奈と話せる人...


あっ!


「「流は!?」」


「「あっ!」」


ハモった...輝羅もまさか被ると思ってなかったからかびっくりしている。


ビックリしていたけど、目があった時に面白すぎて声を出して笑った...
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