交通事故で記憶喪失になった君と、余命一年の私
第2章
ピ.ピ.ピ.ピ.
「ん....」
身体中が痛い....
なんでだろう...
かすかに消毒液の独特な匂いがする...
なんでかわからないまま目を開けた...
見覚えの無い天井...
横を見ると機械が繋がってる...
あとは点滴...
右手首を見ると点滴が刺されてある...
ここは病院なんだとすぐにわかった...
なんで病院にいるんだろう...