交通事故で記憶喪失になった君と、余命一年の私
学校に着くと色々な人が駆け寄ってきて心配してくれた。
みんな優しくて嬉しかった。
流も心配してくれた。
嶺緒がいないことや、調子がどうだか。
嶺緒に関することは一つも言ってこなかった...
きっと勘付いたんだと思う...
みんなまだ嶺緒が入院していることを...
だけど、その優しさが嬉しかった...
授業が始まって、三週間も来ていなかったから内容がわかんなかった...
だけどノートを見せてくれたりして、やり通すことができた...
本当に周りの人がいてくれてよかった。