交通事故で記憶喪失になった君と、余命一年の私
「マジで記憶ないからわからない」
「そうだよね、ごめんね」
「あぁ」
──ガラガラ
あぁ〜どうしよう...
教科書見てやるしかないよね。
やるか!
教科書をを見てやると、思っていた以上に簡単だった。
これ、嶺緒に聞かなくてもわかったな。
「月葉ー!もうそろそろ行くよー」
「はぁーい」
下に降りていって玄関のドアを開けるともうみんな揃っていた。
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