私たちの笑顔
「あっ…」


しまった…。

思わず声が漏れてしまった。


「由美変態すぎるよ…」


和明がわざとらしく、私の耳元で優しく囁いた。


やばい…。


我慢できないかも…。


気付いたら和明の体に触れてた。


だってさ…朝からずっと手繋ぐぐらいしかしてないんだよ…?

こんなに近いのに。

久しぶりに逢えたのに。


「由美?ここじゃやばいよ…俺の家行こう」


この際夕飯なんてどうでもいい!


どうやら和明も我慢できなかったみたいで…。


三時間かけて和明の家に行った。


やっと…やっと思う存分引っ付くことができる!
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