私たちの笑顔
第1章 夏休み

服調達

合宿から戻ってきて一週間後。

私と和明は毎日のようにメールをしていたが、お互いまさか付き合うことになるだなんて思ってなかったうちらはバイトを入れまくっていた。


『俺まさか由美に告白されるなんて思ってなくて…。デートのためのバイト休みがないよぉ…』

『私も…。早く会いたいな…』


こんなメールが毎日のように繰り返された。



アキが夜いない日なんて特に寂しさが増す。

寂しい夜はあの時の和明の体の温もりを思い出すんだ…

それで、勝手に一人で興奮する。

変態だな、私。

こういう時に限って和明から超能力者みたいなメールがくるんだ。


『今妄想してたでしょ?』


和明だって…妄想してるんじゃない!?
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