【母子恋愛】元ギャルママけいこ(50歳)〜ゆりかご
ゆりかご
時は、7月の第2木曜日の朝6時頃のことであった。

場所は、琴平町五條《ことひらちょうごじょう》にあるぼく・はやと(31歳)とかあさん・けいこ(50歳)が暮らしている家にて…

ぼくは、かあさんが眠っているふとんに入って眠っていた。

かあさんの120のKカップの極爆乳《おおきすぎるおっぱい》に抱かれているぼくは、夢心地に包まれていた。

ぼくは、かあさんが着ている褐色のポーターのパジャマを脱がそうとした。

この時、かあさんが目をさました。

かあさんは、ふとんに入っていたぼくを見てびっくりした。

「きゃっ…はやと!!だめでしょ!!」
「やだ…かあさんの温もりにうもれていたいよぉ…」
「はやとやめて!!早くふとんから出てよ!!」

かあさんは、ぼくにふとんから出るようにと言うた。

やめて…

はやと…

お嫁さんもらってよ…

はやと…

あっ…

かあさんの身体から力がぬけた。

ぼくは、かあさんが着ていたパジャマを脱がしたあとかあさんのKカップの極爆乳《おおきすぎるおっぱい》と素肌をキスでむさぼりまくった。

朝7時半頃であった。

朝ごはんを食べたぼくは、家から歩いてことでん琴平駅ヘ向かった。

ことでん琴平駅から仏生山《ぶっしょうざん》駅まで電車に乗って、高松市仏生山町《たかまつしぶっしょうざんちょう》にあるバイト先の温泉施設へ行く…

「気をつけてね。」
「行ってくる。」

家を出たあと駅へ向かうぼくの後ろ姿を見つめているかあさんは、どんな気持ちに置かれていたのか…

ぼくは…

いつ頃から、かあさんのことが好きになったのか…

かあさんはかあさん…

どんなに愛しても、ぼくの恋人になれない…

どんなに愛しても、ぼくの妻になれない…

女になれないことは分かっているのに…

ぼくは…

かあさんのことが好きになった…

かあさんに…

ぼくの想いを伝えたい…

こんなに好きなのに…

どうして、想いが伝わらないのか…

(けいこの想い…)

アタシ・けいこは、はやとの背中を見つめながら大きくため息をついた。

この最近、はやとはアタシが寝ているふとんの中にもぐり込んでくるようになった。

アタシは、口では『だめよ。』と言うてはやとをこばんでいた…

けれど、アタシの身体《からだ》は『はやとがほしい…』と言うてるので言うことをきかない…

だからアタシは、はやとにぺちゃんこにつぶされてばかりいた。

アタシをぺちゃんこにつぶしたはやとは、アタシが着ていたパジャマ〜ユニクロエアリズムのリラックスブラとヒップハンガーショーツを強引に脱がして全裸《はだか》にした。

そして、アタシの身体をグチョグチョになるまで汚した…

この時、アタシは終始受け身になるより他はなかった…

どうして…

どうしてなの…

どうしてはやとは、アタシが寝ているふとんにもぐり込んで来るようになったの?

どうしてはやとは、アタシを犯すようになったの?

『かあさんはかあさんよ…』とくりかえしてはやとに言い聞かせているのに、はやとは理解してくれない…

だけど…

アタシは…

はやとが…

好きなの…

どうしようもないくらいに…

好きなの…

この時アタシは、もう一度はやとが生まれた時から今までのことをふり返ってみた。

アタシ・けいこは、18歳の時にダンナと結婚した。

19歳の時に、はやとを出産した…

はやとが甘えたい盛りの2歳の時に、アタシは次男を出産した…

そのために、はやとはアタシのKカップの極爆乳《おおきすぎるおっぱい》に甘える時間が少なかった…

だから、欲求不満を抱えていたと思う…

次男が生まれた翌日から、アタシとダンナは次男ばかりをかわいがっていた。

だから、アタシとはやとはゴタゴタを起こすようになった。

はやとに対して『おにいちゃんでしょ!!』と言うたあと、どぎつい言葉を繰り返して言うようになった。

その一方で、次男に対しては過度に愛情を注ぎまくった…

アタシは、知らないうちにはやとと次男をはかりにかけて比べるようになった。

それが原因で、アタシはかんじんなものをなくした。

それは、次男が小学校に入学したばかりの頃であった。

うちの近辺で、集団登校をしていた小学生の列に車が突っ込んだ交通事故が発生した。

事故に巻き込まれた小学生たちは、はやとと次男が通学をしている班であった。

それを聞いたアタシは、ひどく動揺した。

負傷をした児童6人のうち5人は軽傷ですぐに退院できたが、アタシの次男は亡くなった。

事故を起こした車の運転手は、ダンナが勤務していた会社の部下であった。

事故が発生する前日に、部下の男性は取引先の会社の人と仕事上のもめ事を起こしたので、一晩中トラブルの後片付けをしていた。

書類を持って、取引先の会社ヘ向かっていた時に、居眠り事故を起こした。

ダンナは、上の人から『自分の部下が交通死亡事故を起こしたことに加えて、部下が起こしたもめ事などの責任を取ってもらおう…』と言われて、会社をやめるか出向するか追い出し部屋ヘ行くか…どちらかを選べと強要された。

この時、ダンナは取引先ヘ出向することを選んだ。

その後、ダンナは善通寺にあるシコクアンネ(ライオンの子会社)の工場に出向した。

同時に、会社からツイホーされた。

その後、ダンナは複数の職場を転々とした。

ひとつの仕事に長続きしない…

職場でもめごとばかりを繰り返す…

………

ダンナの心は、大きくこわれてしまった。

はやとは、中学を卒業した後全日制高校ヘ進学することをやめて、働きながら学ぶ通信制高校を選んだ。

仏生山町《ぶっしょうざん》の温泉施設で働きながら通信制の高校で学び、高校卒業の資格を取得した…

同時に、アタシはパン屋さんでパートを始めた。

パン屋さんだけではとても足りないので、お弁当屋さんのパートなどをかけもちしてかせいだ…

はやとは、通信制高校を卒業した後も引き続き温泉施設で働いていた…

はやとが通信制高校を卒業してから2年後に、深刻な事件が発生した。

ダンナが丸亀市内の酒場街で、競艇場《ボート》帰りの男性のグループと乱闘事件を起こした。

ダンナは、数人の男性を殺したあとその場から逃走した。

それから数分後に、ダンナは別の男のグループからやみうちを喰らった。

ダンナは、男たちから集団暴行を受けたあと死亡した。

そのたびにアタシは、はやとに対して『おかあさんのふとんから早く出なさい!!』とか『いくつだと想っているのよ!?』などと怒った。

しかし、身体《からだ》が言うことをきかないのでおかされてばかりいた。

その一方で、アタシは『はやと…かわいい…』と言う想いがより強くなった。

はやとは、アタシのパジャマと下着をぬがして全裸《はだか》にしたあと、無我夢中でアタシの身体《からだ》をむさぼりまくった。

アタシもまた、はやとへの想いを強めた。

ダンナが亡くなった翌日から、アタシははやとをカレシにした。

はやとのことを思うたびに乳房《むね》が苦しくなる…

好き…

大好き…

愛してる…

乳房《むね》の奥が…

キュンとしめつけられて…

とても苦しい…

どうして…

どうしてなの…

ダメよダメ!!

はやとは…

アタシの子供なのよ!!

カレシじゃないのよ!!

だけど…

やっぱり好き!!

ジゴクヘ墜《お》ちてもいい…

男の子は、はやとだけと決めたもん…

この時、アタシは後戻りができなくなった。

時は流れて…

7月の第3水曜日のことであった。

ところ変わって、ことでん榎井《えのい》駅の近くにある純喫茶店にて…

パン屋さんのパート勤務を終えたアタシは、はやとの幼なじみで郵便局に勤務しているまゆこちゃんと会った行きました。

まゆこちゃんは19歳で結婚をした。

まゆこちゃんは、小学校5年生と3年生の男の子ふたりと6才の長女と生後5ヶ月の次女の4人のママである。

アタシが店に入った時、まゆこちゃんは大きく手をふって合図した。

「おばさま、こっちこっち。」
「まゆこちゃん、久しぶりね。」

アタシは、まゆこちゃん向かい側の席に座った後アメリカンを注文した。

それから数分後に、アタシが注文したアメリカンが到着した。

アタシは、まゆこちゃんに困った表情で言うた。

「まゆこちゃん…まゆこちゃんは結婚してどれくらいになるのかな?」
「んー…12年になるかなぁ…」

アタシは『12年ね…』と言うたあと深いため息をついた。

まゆこちゃんは、アタシにこう言うた。

「おばさま、どうしたのですか?」

アタシは、つらい声でまゆこちゃんに言うた。

「まゆこちゃん…はやとのことだけど…」
「はやとは、まだカノジョがいないの?」
「うん…この近くには、あんまりいいお相手がいないみたい…やっぱり…はやとは、結婚は向いていないと思う。」

まゆこちゃんはひと間隔を空けてから、アタシに言うた。

「そうねぇ…はやとはお嫁さんが必要な時期かもしれないわね…だけど、おばさまの言うように身近なところに結婚相手にふさわしいお相手は…この近くにはいないみたいね…」

まゆこちゃんはアタシに言うた後、アメリカンをひとくちのんだ。

アタシは、はやとに素敵なお嫁さんが来てほしいと想っている…

だけど、はやとを終始想って下さる結婚相手《おあいて》が近くにいない…

はやとは、自分の恋愛や結婚のことは無関心であった…

はやとにお嫁さんが来なくなったら、どうすればいいのよ…

アタシは、ひどく心配になった。

その日の夜であった。

ところ変わって、家のダイニングにて…

テーブルの上には、ごはんと白みそのみそしるときんぴらごぼうとたくあんとコロッケとサラダが並んでいた。

アタシとはやとは、食事の時に話をすることは全くない…

だけど、アタシははやとに声をかけた。

「はやと。」
「なあに、かあさん。」
「はやとは、どんなタイプお嫁さんがほしいの?」
「えっ?」

アタシが言うた言葉に対して、はやとは戸惑《とまど》った。

「かあさん…どうしてぼくに結婚の話をするのかな!?」

はやとは、やや不機嫌な声でアタシに言うた。

アタシは、つらい声ではやとに言い返した。

「そんな怒ったような声で言わないでよぉ…ちょっと聞いただけなのにィ~」
「結婚の話はしたくないのだよぉ!!」
「どうしてそんなことを言うのよぉ?かあさんは、はやとのことが心配だから…」
「うるさいのだよ!!」

平手打ちでテーブルをバーンと叩いたはやとは、イスから立ち上がったあとアタシに言うた。

「かあさん!!かあさんは、ぼくの気持ちがよくわかっていないよ!!結婚の話はしたくないと言うているのに…なんで結婚の話をするのだよ!?もういい!!」

はやとはアタシにこう言うた後、食卓を後にした。

ひとり食卓に取り残されたアタシは、大きくため息をつきながらつぶやいた。

どうして…

どうしてはやとには、お嫁さんが来てくれないのか…

どうすれば、はやとが結婚に向くのだろうか?

(はやと)

ぼくはこの時…

知らないうちに、かあさんへの想いが強くなった…

ぼくは、9歳の時に弟を交通事故で亡くした…

もう一度、かあさんの極爆乳《おおきすぎるおっぱい》に甘えたいと言う想いが強くなった…

けれど…

想いは…

かなわなかった。

ぼくが20歳の時だった。

とうさんが亡くなった…

初七日《しょなのか》まで泣きじゃくっていたかあさんの背中を優しく抱きしめた時…

改めて、かあさんの温もりを感じることができた…

その直後に…

ぼくは、かあさんと肉体関係《かんけい》を持った…

甘えたい盛りの頃に、かあさんに甘えることができなかった…

もう一度…

もう一度…

かあさんの…

Kカップの極爆乳《おおきすぎるおっぱい》の温もりにうもれて…

甘えていたい…

かあさん…

ぼくは…

かあさんのことが好きだから、一生懸命になって想いを伝えているのに…

どうしてぼくの想いが…

伝わらないのか…

この時、かあさんに対する想いは日増しに高まった。

(けいこ)

7月の第3土曜日のことであった。

温泉施設でのバイトを終えたはやとは、歩いてことでん仏生山《ぶっしょうざん》駅ヘ向かった。

ところ変わって、ことでん仏生山《ぶっしょうざん》駅の待合室にて…

はやとが電車を待っていた時に、まゆこちゃんと会った。

「はやと。」
「まゆこ。」
「お仕事は終わったの?」
「ああ…終わったよ…」
「それなら、一緒にランチに行かない?」
「行こうか…だけど、だんなさんは?」
「だんなは今日もゴルフよ…子供たちはアタシの実家に預けているわよ。」
「そうか…それじゃあ、一緒に行こうか。」
「うん。」

ところ変わって、綾川町のイオンモールにて…

ふたりは、イオンモールの中にあるイタメシ屋さんでランチを摂った。

ランチを食べた後、ふたりは食後のコーヒーをのみながら話をした。

「はやと。」
「なんだよ?」
「はやとは、どんなタイプのお嫁さんがほしいの?」
「どんなタイプのお嫁さんと言われても…困るよ…」
「まゆこは、はやとのことが心配だから言うてるのに…そんな言い方をしないでよ…今日は、はやとにカノジョを紹介するのよ!!もっとうれしい顔をしてよ!!」

まゆこちゃんは、ややふくれた表情ではやとに言うた。

それから10分後のことであった。

店に28歳のOL風の女性が店に入った。

まゆこちゃんは、大きく手をふって女性に合図した。

「ああ…ゆうかちゃん、こっちこっち。」
「まゆこちゃん。」

ふたりの元にやって来た女性は、まゆこちゃんが勤務している職場の取引先の豪華ホテルのブライダル部門に勤務しているゆうかさんである。

まゆこちゃんは、はやとにゆうかちゃんを紹介した。

「はやと、紹介するわよ…アタシの職場の取引先の会社に勤務しているゆうかさんよ。」
「初めまして、ゆうかです。」

ゆうかちゃんは、はやとにかるくおじぎをした。

おじぎをした時、衣服のUネックの部分から199のMカップの極爆乳《おおきすぎるおっぱい》が見えた。

はやとは、ゆうかちゃんのMカップの極爆乳《おおきすぎるおっぱい》を見たので、ドキドキとした気持ちに襲われた。

ふたりは出会ってから1分で好きになったので、すぐにお付き合いを始めた。

(はやと)

ぼくとゆうかは、8月の第1金曜日からお付き合いを始めた。

初デートは宇多津の海浜公園へ行った。

ぼくは、待ち合わせの時間の20分前にJR琴平駅に到着した。

ゆうかは、5分遅れて待ち合わせの場所にやって来た。

ゆうかのコーデは、グリーン系のプリントワンピースを着て、あしもとはおしゃれサンダルをはいて、右手に白のトートバッグを持っていた。

「ゆうか。」
「ごめーん、寝坊しちゃった。」
「いいよ…オレもいま来たところだから。」
「よかった。」
「それじゃあ、行こうか。」

ゆうかとぼくは、岡山行きの各駅停車の列車に乗って宇多津駅ヘ向かった。

宇多津駅で列車を降りた後、おててをつないで海浜公園へ歩いて向かった。

ふたりのデートコースは、世界のガラス館→ゴールドタワー→海浜公園の恋人の聖地のモニュメント…でゆったりとした時間を過ごした。

夕暮れ時であった。

ぼくとゆうかは、海浜公園のテラスから夕暮れに染まった海と瀬戸大橋を見つめていた。

この時、ぼくの胸の鼓動がはげしく高鳴った。

(ドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクン…ドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクン…)

なんで…

初めてのデートなのに…

気持ちが苦しくなったみたいだ…

そんなであった。

ゆうかは、ぼくにキスを求めた。

「はやと。」
「ゆうか。」

ぼくとゆうかは、何度も繰り返して名前を呼びあった。

そして…

「キスして…」

ぼくは、ゆうかをギュッと抱きしめた。

その後、なんのためらいもなくキスを交わした。

その日の夜、ぼくとゆうかは県道沿いにあるラブボヘ行った。

「ああ…はやと…むさぼって…ゆうかのデコルテから下の部分を…キスでむさぼって…ああ…」

ぼくは、ゆうかのMカップの極爆乳《おおきすぎるおっぱい》をキスでむさぼりまくった。

「はやと…汚して…汚して…汚して…ああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!」

ぼくは、約180分かけてゆうかのMカップの極爆乳《おおきすぎるおっぱい》をむさぼった。

ゆうかは、より激しい声をあげたあと身体がフニャフニャになった。

ぼくは…

ゆうかとかあさんの間で…

気持ちがまだ揺れ動いている…

ぼくは…

かあさんへの想いを残したまま…

ゆうかと結婚してもいいのか…

それから4日後であった。

ぼくとゆうかは、仕事の都合上お付き合いをする時間があまり取れないので、役場に婚姻届を出した。

ゆうかは、ぼくの家の籍《せき》に入った。

その翌日から、ゆうかとぼくとかあさんの3人の暮らしが始まった。

挙式披露宴のことや新居のことなど考えることなく、すぐに結婚生活を始めた。

こんな気持ちで…

ぼくは幸せになれるだろうか?

ぼくは…

かあさんへの想いが残ったまま、ゆうかと結婚した…

ゆうかとかあさん…

ぼくは…

ふたりとも大好き…

だから…

どうすることもできない…

ぼくの苦悩は、ますます高まっていた。

(けいこ)

ゆうかさんとはやとが入籍してから8日が過ぎた頃あった。

はやとはお嫁さんをもらうことができた。

これでめでたしめでたし…と終わりたいけど、まだそう言う状況ではなかった。

ふたりは結婚はしたけど、問題を多く抱えていた。

ひとつは、結婚後の住まいがないことであった。

ふたつ目は、結納をかわしていない上に挙式披露宴もしていない…

最も問題になっていたは、ゆうかさんの家の親きょうだいたちのみなさまと顔合わせをしていなかったことであった。

これでよかったのだろうか?

ゆうかさんの実家のご家族のみなさまも、アタシと同じ気持ちに置かれていると思う。

ふたりが入籍してから9日目のことであった。

この時ゆうかさんは、勤務先の豪華ホテルのブライダル部門のお仕事で主任になった。

そのために、上から任されたお仕事が増えた。

ゆうかさんが定時に家に帰る時が減った…

はやとは、さみしさをいっそう募らせるようになった。

アタシは、ゆうかさんとはやとと結婚させなけきゃよかったと思うようになった。

はやとの勤務先のお給料は13万円…

はやとのお給料だけでは、お嫁さんをやしなって行くことができない…

だから、アタシが足りない分をパート勤務のお給料とゆうかさんのお給料でまかなっていた…

ゆうかさんは、帰宅時間が遅い理由を『会社から任されたお仕事が増えたから…』とアタシに言うた。

いくら遅いとは言うても、仕事が終わったらまっすぐ家に帰ってきてほしい…

はやとは、ゆうかさんが恋しいと言ってるのに、なんではやとの気持ちに答えないの…

アタシは、ことあるごとにゆうかさんとケンカするようになった。

この時、はやとは再びアタシのふとんに忍び込むようになった。

「はやと!!やめなさい!!」
「かあさん…さみしいよぉ…」
「いけません!!お嫁さんがいるのにかあさんに甘えるなんておかしいわよ!!」

アタシは、はやとに対して冷たい言葉で突き放した。

はやとは、その日を境に気持ちがすさんでしまった。

同時に、ゆうかさんとの夫婦関係とアタシとの母子関係が急激に悪化した。

また同時に、ゆうかさんとアタシの嫁姑《よめしゅうとめ》関係も悪化した。

8月28日のことであった。

この日は、朝からものすごくむし暑い1日であった。

天気予報では、予想最高気温が7月下旬なみの38度で湿度もメチャメチャ高い日が9月10日前後まで続くと報じられていた。

そんな中で、はやとはアタシとの母子関係が気まずくなったこととゆうかさんとの夫婦関係が冷え込んだことが原因で極度のストレスをためこむようになった。

この日、はやとの仕事は午後からであった。

仕事に行く前にことでん榎井《えのい》駅の近くにある純喫茶店ヘ行った。

はやとは、店内でまゆこちゃんに会った。

はやとは、まゆこちゃんに想いのたけを伝えた。

ゆうかさんの仕事の関係で、帰りが遅くなることが多くなった…

または、1日中帰らない時がある…

…と言うて『さみしい…』と言うた。

この時、はやとの顔はいつもよりもやせていた。

まゆこちゃんは、おどろいた表情で言うた。

「それじゃあ、ゆうかちゃんは職場で任された仕事が増えて忙しくなったから…はやとと一緒に過ごす時間がなくなった…と言うわけ?」
「ああ…そう言うことだよ。」
「困ったわね…はやと!!そんなことよりもあんたこの頃だいぶやせたみたいね…大丈夫?きちんとごはんを食べているの?」
「食べているよ…」
「はやと…少しは休んだら?…このままの状態が続いたら…はやとはパンクするわよ!!」

はやとは、まゆこちゃんに『オレが休んだら職場が回らなくなるのだよ!!』と言った後、ヨレヨレの体を抱えて外へ出た。

時は流れて…9月2日の朝方のことであった。

この日も、日中の予想最高気温は38度の猛暑日であった。

はやとは、この最近仕事がうまく行かない日々が続いた。

同時に、心身ともにヒヘイしていた。

来る日も来る日も、むし暑い浴場でお風呂掃除の仕事を1日も休まずに続けていた。

しかし、はやとの身体は極限状態に達した。

午前11時頃であった。

開店準備が整ったので、はやとは次の仕事に取り組もうとしていた。

この時、はやとはまっすぐに歩くことができなくなった。

頭が痛い…

目が回る…

もうだめだ…

そして、次の瞬間!!

(ドボーン!!)

はやとは、足をふみはずして大型の湯船に転落したあと沈んでしまった。

従業員さんたちに救助されたはやとは、救急車で多肥上町《たひかみまち》の済生会病院ヘ搬送された。

アタシは、この時パン屋さんにいた。

はやとが救急搬送された知らせを聞いたアタシは、大急ぎで高松へ向かった。

まゆこちゃんも一緒に高松へ向かった。

ゆうかさんは仕事が忙しいことを理由に高松ヘ行かなかった。

ところ変わって、高松市多肥上町にある済生会病院にて…

はやとは救急搬送された後、集中治療室に隔離された。

医師の話によると、はやとは閉めきられた浴場内での作業中に脱水症状を起こした…

それが原因で、脳神経がマヒした…

湯船に転落して沈んだあと、大量の水をのんだ…

そのまた上に、湯船のお湯が灼熱であったので全身に大やけどを負った…

アタシとまゆこちゃんは、医師から『覚悟しておいてください…』と言われた…

どうしよう…

はやとが死んだら…

けいこ…

ひとりぼっちになっちゃう…

イヤ…

そんなのイヤ!!

そんな時であった。

黒のレディーススーツ姿のゆうかさんが病院にやって来た。

ゆうかさんは、はやとが病院に救急搬送された知らせを聞いたのは2日後にホテルの人から聞いたと言うた。

それを聞いたアタシは、思い切りブチ切れた。

ブチ切れたアタシとゆうかさんと大ゲンカを起こした。

「ゆうかさん!!はやとが危険な状態におちいっているのにどこでなにをしていたのよ!!」
「義母《おかあ》さま!!アタシはどうしても仕上げなければならない仕事があったから、職場を離れることができなかったのです!!」
「いいわけを言うなんて見苦しいわよ!!」
「やめて!!こんな時に大ゲンカを起こさないで!!」
「まゆこちゃんは入ってこないで!!こんなことになるのだったら…ゆうかさんとはやとを結婚させるのじゃなかった!!ゆうかさんは何のためにはやとと結婚したのよ!!」
「やめてください!!」

アタシにきつい言葉で言われたゆうかさんは、泣きながら外に飛び出した。

まゆこちゃんは、ゆうかさんを追いかけて外に出た。

まゆこちゃんは、ゆうかさんにわけを話した。

しかし、ゆうかさんはくすんくすんと泣いてばかりいたので話を聞くことができなかった。

ゆうかさんを傷つけたアタシは、頭を抱えて下を向いた状態で泣いた。

9月4日頃、はやとが目覚めたので一命をとりとめいた…

9月9日に退院をしたが、体重は大きく落ちてやせ細った。

ゆうかさんは、アタシがきつい言葉を言うたことが原因でまんのう町にある実家へ一時帰省した…

アタシとはやとの母子関係も極力悪化をしていた…

はやとは『お嫁さんがいなくなったことと母子関係が悪化したので、とてもつらい。』と言うた。

はやとは、心身ともにヒヘイしていた。

9月10日頃に、ゆうかさんの実家の両親と兄夫婦が家にやって来た。

実家の家族は、家にやって来るなりにアタシを怒鳴りつけた。

ブチ切れたアタシは、ゆうかさんの両親と大声で怒鳴り合いの大ゲンカをおこした。

ゆうかさんの実家の家族との関係も悪化した…

どうしたらいいの?

それからまた5日後のことであった。

またところ変わって、ことでん榎井《えのい》駅の近くにある純喫茶店にて…

まゆこちゃんは、アタシとゆうかさんを呼んだ。

その後、3人で今後どのようにして行くのか改めて話し合った。

ゆうかさんは『はやとと一緒に暮らしたい。』と言うた。

しかし、アタシは『はやとのお嫁さんは家にいてほしい…ゆうかさんではダメ!!』と言うてイコジになった。

まゆこちゃんはアタシに『どうしてそんなにイコジになっているのですか!?』とアタシに言うた。

まゆこちゃんにどきつい言葉を言われたアタシは、はやとにつらい想いをさせたことに気がついた。

はやと…

はやと…

ごめんね…

はやと…

つらかったのね…

悲しかったのね…

さみしかったのね…

アタシ…

どうすればいいのか…

分からない…

まゆこちゃんは、9月20日に高松市福岡町にあるのパールガーデン(旧厚生年金会館)のチャペルを貸しきったとアタシとゆうかさんに伝えた。

まゆこちゃんは、そこではやととアタシをバイバイさせたあとゆうかさんの元へ帰す儀式を行うと伝えた。

最後にまゆこちゃんは、アタシとゆうかさんに対して『もう一度、3人で話し合ってよ…このままでは、はやとがかわいそうよ…』と言うた。

9月20日の昼前であった。

ところ変わって、高松市福岡町にあるパールガーデンにて…

はやとは、まゆこちゃんに手を引かれまして館内にあるチャペルへ向かった。

はやとは…

どんな気持ちでこの日を迎えたのか?

(ガチャーン!!)

ぼくがチャペルに入った時、チャペルの入り口のドアが閉まった…

同時に、中からカギがかけられた。

まゆこは、ぼくに対して生まれたままの姿になってほしいと言うた。

ぼくは、着ていた衣服を全部脱いだ。

その後、カーテンが開いた。

この時、温かい陽射しに包まれた大きなゆりかご(のベッド)が現れた。

同時に、甘く切ないパイプオルガンのメロディが流れた。

そして…

儀式が始まった。

生まれたままの姿でかあさんに甘えた後、かあさんと別れる儀式…

そして…

ゆうかと挙式を挙げて、ゆりかごのベッドでゆうかと抱き合う…

儀式が終了したあと、ぼくはかあさんと別れる…

しばらくして、白のお別れドレスを着たかあさんがぼくの前にやって来た。

かあさんは、優しい表情で両手を広げてぼくを呼んだ。

「はやと…おいで…」
「かあさん…」

ぼくは、生まれたままの姿でかあさんに抱きついた。

ぼくが甘えたい盛りの時、かあさんの極爆乳《おおきすぎるおっぱい》に甘えることができなかった…

そんな想いをさらけ出したぼくは、かあさんに無我夢中で甘えた。

そして…

ぼくは、かあさんをお姫様抱っこしてゆりかごのベッドヘ連れて行った。

ベッドヘ寝かせたあと、かあさんが着ているドレスを脱がして全裸《はだか》にした。

「はやと…おいで…アタシのかわいいぼうや…」

ぼくは、かあさんの身体をキスでむさぼりまくった。

約60分に渡ってかあさんの身体をむさぼったあと、しばらくの間想い出話をした。

かあさん…

好きだよ…

大好きだよ…

かあさん…

ぼくは…

かあさんの想いを抱えたままでもいい…

ぼくは、再びかあさんにキスしようとした。

しかし、かあさんはぼくを止めた。

「はやと、お別れよ…」
「かあさん。」
「はやと…ゆうかさんの元へ帰りなさい…かあさんのもとから旅立つのよ…」

そしてぼくは、ウェディングドレス姿のゆうかの元へ行った。

その後、ゆうかとの結婚式が執り行われた。

挙式の後、ぼくはウェディングドレス姿のゆうかをお姫さまだっこしてゆりかごのベッドに行った。

ゆうかを寝かす前に、ゆうかが着ていたウェディングドレスを脱がした。

ぼくは、全裸《はだか》になったゆうかと一緒にベッドに入った。

その後、ぼくとゆうかはくちびるを重ねた。

「ん、ん、ん、ん…」
「ん、ん、ん、ん…」

ゆうかと10分間タンキスをしたあと、ぼくは、ゆうかのMカップの極爆乳《おおきすぎるおっぱい》に抱きついて甘えた。

「ゆうか…ゆうか…」
「はやと…はやと…」
「ゆうか…」
「ああ…好きよ…はやと…好きよ…」
「ゆうか…好きだよ…愛してる…ゆうか…」
「ああ…汚して…汚して…ゆうかの身体を…グチョグチョになるまで汚して…ああ…」

ぼくは、全裸《はだか》ゆうかの身体をキスで激しくむさぼった。

こうしてぼくは…

かあさんと別れた…

同時に…

ゆうかとぼくの愛情物語が始まった。

【おしまい】
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