夢から始まるホントの恋
そろそろ家を出る時間が近付いて来たので、慌てて高校に入った時に買ってもらったベージュ色のパジャマを脱いで、制服に着替えた。
電車の時間が迫ってきている。
いつも7時40分には余裕を持って家を出るのだが、今日は少し遅れてしまい、50分に家を出た。
毎朝通る変わらない道。
私の前を、綺麗な三毛猫がひらりと尻尾を畝らせてから走り去って行った。
いつもの駅の改札をピピッという電子音が鳴ってから通り、8時に乗る電車を待った。
「間もなく、電車が参ります。黄色い線の内側でお待ち下さい。」
よく聞く案内が聞こえて、私から見て右側から、ガタンゴトンと緑色の電車が走ってくる。
電車の時間が迫ってきている。
いつも7時40分には余裕を持って家を出るのだが、今日は少し遅れてしまい、50分に家を出た。
毎朝通る変わらない道。
私の前を、綺麗な三毛猫がひらりと尻尾を畝らせてから走り去って行った。
いつもの駅の改札をピピッという電子音が鳴ってから通り、8時に乗る電車を待った。
「間もなく、電車が参ります。黄色い線の内側でお待ち下さい。」
よく聞く案内が聞こえて、私から見て右側から、ガタンゴトンと緑色の電車が走ってくる。