ピンクスネーク・タトゥーのオンナ💖エロティックホラーSS②
その5
その5
すでに…!
キナオは微妙に陶酔状態へと飲み込まれていた。
一方のリナコも、ここに来て”躊躇い”は消えていた。
「キナオさん…、突くわよ!いいのね❓ホント―に…❓」
「うん、来てくれ、リナコさん❣」
「あ~~、行くわよ、キナオさん‼」
「ぎゃあ~~‼」
「どう❓痛い❓それともキモチイイ❓」
「痛てーー‼」
「やめる❓キナオさん…。まだ間に合うわ」
「いや!行ってくれ、リナコさん…❣」
「わかった。ありがとう…、愛してるわ、キナオ…💛」
ここでついに、二人のサダメは決した。
***
”ギュギュギュ…”
二人が通わす荒いピンク色チックな吐息の間隙を縫って、その鈍重な生々しきめり込み音が奇妙に奏でる。
それはキナオ的にはグイングイングイン…、という、己の肉体へパイル打ちされるオト…、ということであったのだが!
そして!
彼の皮膚を破り、その体内へめり込んでいくのは…、なんと、ピンクの小さな蛇であった‼
なんと、ピンクスネークはキナオの愛撫で悶えるリナコの左手から這い出すと、ヒュルヒュルと舌を口から出し入れしながらキナオの背中にがぶっと噛みついたのだ!
すると、蛇は頭からドリルのようにキナオの皮肉を削り抜くようにその体内へ入り込んでゆく…。
「リナコさん…、ステキだよ❣もっと、来てくれ‼」
「入ってくわ…。アナタの中に私の主がのめり込んでいくのよ~~❣」
その何ともな情事の最中に発せられた絶叫は、果たして何をもたらし、何を意味するものだったのか…。
驚くべき行態はまだ終わらなかった。
なんと…!
自身の体内へ確かに侵入したピンクスネークは性的エクスタシーに達する直前、キナオの口から吐き出されたのだ、
「オエー…‼ああ、イクわ!」
”ウソだろ…⁉”
ココでの絵柄は明白だった。
要するに、濃厚なファック中だったオトコの方が、絶頂の瞬間、下半身と口から同時”発射”させたのだ。
言うまでもなく、下が精液で上が体内に注入されたはずのピンクスネークということであった!
で…!
キナオのお口から吐き出された10センチ弱のか細いピンクスネークは、瞬時にリナコの左手…、厳密にはその人差し指から小指までの第2関節へと収まってしまった…。
***
「ハイ!確かに…。今日はありがとう、キナオさん!嬉しかったから、私…」
リナコは約束の代金をキナオから受け取ると、何ともすがすがしい笑顔でキナオの頬にチューをした。
「よかったよ…。キミのことは忘れないよ…」
「うふふ…、っていうか、忘れられないわ。もう、アナタは私のこと…」
その妖しくも怪しい瞳…。
この時、キナオはその目を我が両眼に刻んだ。
しっかりと…。
だが‼
もはや彼女のその瞳は爬虫類だった⁉
”そういうことか…。へへ…、いいさ、蛇のまやかし娘だろうと、妖怪だろうと、リナコという都市伝説の主人公をオレは現実に抱けたんだ。自分的には心を貫通させた上でってプロセスを踏んで…、納得さ、全部含めて…”
ここに、妖しきマイ聖母…、源氏名リナコを自己責任の下でオール丸呑みしたと…。
彼は開き直り半分な悟りの境地に至り、ある種の陶酔状態に陥っていた。
”さよなら、キナオさん…。ホントにアリガト…。ムハラビホメレ、テノコレパレシ…”
***
「許容か…。リナコ…、お前、そのキナオとかってオトコ、お前との1時間にも満たない情事に”すべて”を投げ打ったって言うのか…」
「ええ。だから、私は信じてる。あの人は私の期待通りに実行してくれると…。やっぱ、このニッポンって国、ビョーキなオトコがいっぱいいてくれてて…、いいわん~💛」
果たして…‼
キナオは非ニンゲン”たるリナコの見立て通り、行動を起こす…。
「…じゃあ、アナタはあのピンクスネークを消化したのね?」
「ああ。試すかい?」
「ええ。でも、ホントならすごいわー❣アレ、一回きりなのよね。なんか、デマゴーグであの件をバラしたら消えるって定説だったけど、実際はあのピンクスネークのタトゥー女とハメたオトコはその後一回きりなのよ。その最終バズーカ、やっと手に入れたわ」
美容師マミヨ29歳は、富士山がにょきっと覗き見するLホテル5階の一室で、待望のオトコを喰う直前…、零れ落ちるよだれを盛んにすすい上げていた。
じゅるじゅると…。
”いただきまーす❣”
かくて…、キナオはその肉食女に喰われた。
ピンクスネークの移体をそのオンナに宿し…。
”ムハラビホメレ、テノコレパレシ…”
ニンゲンを捨てることのできる人間…。
21世紀も久しいこのご時世下…、人口頭脳が乗っ取った地球外生命種とのコラボレーションは、究極の性交行為に自己放棄の覚悟を投下したニンゲンたちをピンポイントハンティングしはじめていた…。
ー本寓話、オシマイー
すでに…!
キナオは微妙に陶酔状態へと飲み込まれていた。
一方のリナコも、ここに来て”躊躇い”は消えていた。
「キナオさん…、突くわよ!いいのね❓ホント―に…❓」
「うん、来てくれ、リナコさん❣」
「あ~~、行くわよ、キナオさん‼」
「ぎゃあ~~‼」
「どう❓痛い❓それともキモチイイ❓」
「痛てーー‼」
「やめる❓キナオさん…。まだ間に合うわ」
「いや!行ってくれ、リナコさん…❣」
「わかった。ありがとう…、愛してるわ、キナオ…💛」
ここでついに、二人のサダメは決した。
***
”ギュギュギュ…”
二人が通わす荒いピンク色チックな吐息の間隙を縫って、その鈍重な生々しきめり込み音が奇妙に奏でる。
それはキナオ的にはグイングイングイン…、という、己の肉体へパイル打ちされるオト…、ということであったのだが!
そして!
彼の皮膚を破り、その体内へめり込んでいくのは…、なんと、ピンクの小さな蛇であった‼
なんと、ピンクスネークはキナオの愛撫で悶えるリナコの左手から這い出すと、ヒュルヒュルと舌を口から出し入れしながらキナオの背中にがぶっと噛みついたのだ!
すると、蛇は頭からドリルのようにキナオの皮肉を削り抜くようにその体内へ入り込んでゆく…。
「リナコさん…、ステキだよ❣もっと、来てくれ‼」
「入ってくわ…。アナタの中に私の主がのめり込んでいくのよ~~❣」
その何ともな情事の最中に発せられた絶叫は、果たして何をもたらし、何を意味するものだったのか…。
驚くべき行態はまだ終わらなかった。
なんと…!
自身の体内へ確かに侵入したピンクスネークは性的エクスタシーに達する直前、キナオの口から吐き出されたのだ、
「オエー…‼ああ、イクわ!」
”ウソだろ…⁉”
ココでの絵柄は明白だった。
要するに、濃厚なファック中だったオトコの方が、絶頂の瞬間、下半身と口から同時”発射”させたのだ。
言うまでもなく、下が精液で上が体内に注入されたはずのピンクスネークということであった!
で…!
キナオのお口から吐き出された10センチ弱のか細いピンクスネークは、瞬時にリナコの左手…、厳密にはその人差し指から小指までの第2関節へと収まってしまった…。
***
「ハイ!確かに…。今日はありがとう、キナオさん!嬉しかったから、私…」
リナコは約束の代金をキナオから受け取ると、何ともすがすがしい笑顔でキナオの頬にチューをした。
「よかったよ…。キミのことは忘れないよ…」
「うふふ…、っていうか、忘れられないわ。もう、アナタは私のこと…」
その妖しくも怪しい瞳…。
この時、キナオはその目を我が両眼に刻んだ。
しっかりと…。
だが‼
もはや彼女のその瞳は爬虫類だった⁉
”そういうことか…。へへ…、いいさ、蛇のまやかし娘だろうと、妖怪だろうと、リナコという都市伝説の主人公をオレは現実に抱けたんだ。自分的には心を貫通させた上でってプロセスを踏んで…、納得さ、全部含めて…”
ここに、妖しきマイ聖母…、源氏名リナコを自己責任の下でオール丸呑みしたと…。
彼は開き直り半分な悟りの境地に至り、ある種の陶酔状態に陥っていた。
”さよなら、キナオさん…。ホントにアリガト…。ムハラビホメレ、テノコレパレシ…”
***
「許容か…。リナコ…、お前、そのキナオとかってオトコ、お前との1時間にも満たない情事に”すべて”を投げ打ったって言うのか…」
「ええ。だから、私は信じてる。あの人は私の期待通りに実行してくれると…。やっぱ、このニッポンって国、ビョーキなオトコがいっぱいいてくれてて…、いいわん~💛」
果たして…‼
キナオは非ニンゲン”たるリナコの見立て通り、行動を起こす…。
「…じゃあ、アナタはあのピンクスネークを消化したのね?」
「ああ。試すかい?」
「ええ。でも、ホントならすごいわー❣アレ、一回きりなのよね。なんか、デマゴーグであの件をバラしたら消えるって定説だったけど、実際はあのピンクスネークのタトゥー女とハメたオトコはその後一回きりなのよ。その最終バズーカ、やっと手に入れたわ」
美容師マミヨ29歳は、富士山がにょきっと覗き見するLホテル5階の一室で、待望のオトコを喰う直前…、零れ落ちるよだれを盛んにすすい上げていた。
じゅるじゅると…。
”いただきまーす❣”
かくて…、キナオはその肉食女に喰われた。
ピンクスネークの移体をそのオンナに宿し…。
”ムハラビホメレ、テノコレパレシ…”
ニンゲンを捨てることのできる人間…。
21世紀も久しいこのご時世下…、人口頭脳が乗っ取った地球外生命種とのコラボレーションは、究極の性交行為に自己放棄の覚悟を投下したニンゲンたちをピンポイントハンティングしはじめていた…。
ー本寓話、オシマイー