2次元で恋をする私の邪魔をしないでください

私、高橋 鈴、身長170cm。体重70kg。
どっからどう見ても、デカい。
どっからどう見ても、太い。
身長のお陰でぽっちゃり気味、くらいらしいけど。

「すーずっ」
ガバッ、突然の衝撃に襲われる私。
「んー、鈴はやっぱ抱き心地いいよねー」
嫌味か。
「お姉ちゃん、どいて。」
「もー、起こしにきてあたげたのに」
髪の毛結んでたの見えなかったのか、コノヤロウ。
後ろからぶーぶー言う姉の声が聞こえたけど完璧にシャットダウンして髪の毛を整える。

「あ、そう言えば、テスト、どうだった？」
「...」
「お母さんが、次順位が悪かったら没収するってー、ゲーム。」
「...マジで」
「大マジ。」

順位絶対悪いわ…
ノー勉で挑んだしゲームしすぎて学校でよく寝てたし。
「鈴、お姉ちゃんが助けてあげようか」
嫌な予感がする。
ええそれは物凄く。
「いや、遠「お姉ちゃん鈴が隠してる乙女ゲームの場所知ってるんだけどなあ」
何故 しっている。