「お嬢さんを俺にください!」
「服ありがとうございます」
「あ、うん…それしかなくて…」
って、めっちゃ可愛んだけど
似合ってる!優勝
「ハンガーとか、あります?」
「あ、ハンガー…ハンガー…
コレ、コレ使って…」
俺のコートを外してハンガーを渡した
「ありがとうございます
服、濡れてるのでこっちに干していいですか?」
「どーぞ!
他に何かいるものある?
あ、ドライヤーなくて…」
「大丈夫ですよ
それより、アナタもシャワーしてください
寒かったですよね」
「や、俺は…」
いつの間にか身体が熱くなってた
部屋が温まったのかな?
このアパート古いから結構寒いんだよね
俺が焦って熱くなってるだけか…
彼女はまだ寒いはず
「俺は大丈夫
スープとか、なんか飲む?
インスタントだけど…
お茶とかコーヒーとか何もなくて…
コンビニすぐだから買ってくればよかった」
「インスタント?」
「お湯、入れるやつ
カップラーメンもあるけど…」
「カップ?ラーメン?
私の事は気にしなくていいです
先にシャワーどーぞ」
濡髪
俺の大きめのスウェット
メイクしてないと童顔
肌めっちゃ白い
綺麗で
可愛い
見惚れる
見ないふりとか無理!
最高じゃん♡
「ん?」
見てたの気付かれた
「や、え、じゃあ…
そこ、ストーブ
あ、布団も…
じゃあ、俺もシャワーしてくる」
「慌てなくていいですよ
ゆっくりどーぞ」
あ、また笑った
言われなくても
慌てるし焦るわ