「お嬢さんを俺にください!」

クリスマスの次の日は
ずっとベッドにいた



シャワーもしたくない

メイクもあのままちゃんと落としてない



ユーヤの匂いも温もりも消えたらヤダから



ユーヤは私を受け入れてくれたようで
受け入れてくれなかった



一緒にいてくれなかった

タクシーで家に帰えされた



それもユーヤの優しさなのもわかってるし

ユーヤはやっぱり
お菓子屋さんが好きなのかもしれない



それはユーヤが決めることで
私には関係ない



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