硝子の枕②/揺れの最中もキミを抱く~~💛【エロティックブラックの読切り第2話です♪】

その1

揺れの最中もキミを抱く~~💛
その1


首都圏某所…。
知る人ぞ知るアンダーステータス五つ星な💛ホ…、リッチネル❣

そのスーパーバリュールーム…、405号室では、ただ今、激しきメイクラブ真最中ってことではあった~~💖
が…‼‼
揺れていた…。
ベッドだけでなく部屋ごと、大地ごと…
しかも縦揺れだし…💦


💖💖💖


405号室のツインベッドは足つきだったので~~、当該、今夜の♂♀によって興じられてあるメイクラブ中は、ベッドごと、若干揺れていた…。
で…!
ただ今、その真っ最中、ガンガンラブラブだった三村ユージと三鷹アキナは激しいグラインドと共振❓する当該揺れを、反動刺激として更なる性的高揚感に転じていた。

んで、この二人の行為に言葉はほぼほぼ皆無であった。
なので~~、艶めかしい吐息…、要は”ハア、ハア~””ああ~~”だけが405号室の音響余白を埋めていた。

ところが、相互がエクスタシーの頂に達しかけた瞬間…、本当の揺れが到来した訳で…‼



💖💖💖


”グラグラグラ…‼‼”

”ガタガタガタガタ…‼‼”

「ああ~~、…えっ?」

憧れだったエッチの聖地、リッチネルの一室でまさにエクスタシー間近かを予期していたアキナは、今合体中のオトコが震源地の揺れとはちょい違うだろ❓的なグラグラ感を咄嗟に感じ取った。

「ああ~~、あ…、三村さん…、揺れてるんじゃない?ひょっとして地震…❓」

彼女が自らのカラダに上から重なってるカレの耳元へ、喘ぎ声を制止したマジ問いを囁いた直後…、二人のスマホから甲高い警報音が鳴地響く…。

”ピロロ~~ン!ピロロ~~ン!”

そしてその後には例の音声警報ガイダンスが流れた。

”ただ今、地震が発生しました。落ち着いて行動してください…”

「…地震よ‼…三村さん!」

「ああ、だけど、今キミを離せない…」

コレ…、客観的に、”我慢できない~~❣”という意味なのは言うまでもない!
三村ユージは心持ちムキになって、アキナを強く抱きしめた。

だが、二人の起こしてる揺れじゃない揺れの方は、次第に強まっていく。

”グラグラグラ…‼‼”

「ああん…、でも、けっこう揺れてるわよ…。怖いわ…」

「大丈夫だ!死なばもろともは承知の上での今だろ、アキナさん⁉」

「ええ…、でも…。ああん…、ああ…、三村さん…、何があってもこのままでいてくれるのね❓」

「放すもんか!キミをこの手からは絶対に…」

「ああ、約束よ、三村さん…。ゼッタイ、一緒よ、私達は…」

二人は揺れが増す、”知る人ぞ知るアンダーステータス五つ星な💛ホ…、リッチネル…、そのスーパーバリュールーム405号室”で、性の霊に憑りつかれたかのように互いのカラダを貪っていた。




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