偽りのはずが執着系女装ワンコに娶られました
そこでようやく恋の想いを汲み取ってくれた秀の甘やかな愛撫が恋の身体を翻弄しはじめる。
秀は恋のたわわな胸の谷間でふにふにと顔を挟むように埋めてしばし質量と柔らかさを堪能してから、ツンと主張しかけた尖りにチュッと吸い付いた。
あたたかな唇の包み込まれ、ねっとりとした舌でコロコロと転がされる。もう片方は手指でクリクリと捏ねくりまわされ、そこから甘やかな痺れと熱が生じ徐々に全身へと広がってゆく。
秀に触れられるたびに、身体が火照り恋の透けるように滑らかな白い肌が汗でしっとりと潤いはじめていた。
その頃にはキュンキュンと疼いていた下腹部の奥から何かがせり上がってくるような感覚が何とも恥ずかしい。
だというのに、そのことを見透かしたように、秀の手がゆっくりと焦らすようにして撫で上げる。
充分に潤っているのを確認した秀が、胸の突起を含んだままで意地悪なことを言ってくる。
「キスと胸だけで、もう、こんなに濡らして。可愛い」
それをフォローするかのように紡がれた、秀の嬉しそうな声が胸を掠めるせいで、カッと全身が滾るように熱くなった。
「やだぁ」
思わず放った声に媚びるような甘さを孕んでいて、余計に恥ずかしくなる。
「恋の反応も声も可愛すぎて、ヤバい」
余裕なさげな声でそんなことを言ってきたかと思えば、秀に脚を大胆に掲げあげられて、いつの間にやら秀の熱い舌が押し当てられていた。