略奪女子ネット村
次の10日間/親友
「アサミ、有用な情報ありがとう」
「うん。それはいいんだよ。でもねえ…、彼女からして、ジェットの自分以外の女がアンタとなると、どうなんだろうか…」
「南原、他ならスルーでも、私が野上君と親しくなったとしたら、許せないってことね」
「たぶん…。アンタだって、薄々感じてるでしょ、それは…」
「まあね…」
「少なくとも、ジェットとある程度ラブラブになる前に、アイツに知れたらどんな手段を使ってでも引き離すと思うよ。嫌がらせもしてくるだろうし…」
「…」
「…まあ、昼休みん時はマリリンとかにも、さり気に流しといたからさ。当面、私以外にはジェットとのこと、口外しないほうがいい。なっ、マユリ‥」
付き合いが広いだけに口の軽さを心配していたが、マユリが考えていた以上に、アサミは深慮してくれていた
”アンタはやっぱり親友だ。感謝してる…”
親友の心ある配慮を汲み、マユリは軌道修正を決めた
”南原ねねにはまだ知られちゃまずい。気をつけよう、野上君との接触も…”
その夜、この件をサイトの報告すると、リターンのレクチャーは意外なものだった
”ふう…、強気で行けってことか…。今までレクチャー通りでうまくいってたけど、さすがに今度はアサミの言うことの方が説得力あるような気がする…”
ただ、レクチャーの線引きはヒサシからのケータイなしはメールのやり取りができる関係に至ることだったから、マユリにとっては、それまで慎重姿勢をとることですんなり頭の整理はできていた
そして、夜11時過ぎ…
「アサミ、有用な情報ありがとう」
「うん。それはいいんだよ。でもねえ…、彼女からして、ジェットの自分以外の女がアンタとなると、どうなんだろうか…」
「南原、他ならスルーでも、私が野上君と親しくなったとしたら、許せないってことね」
「たぶん…。アンタだって、薄々感じてるでしょ、それは…」
「まあね…」
「少なくとも、ジェットとある程度ラブラブになる前に、アイツに知れたらどんな手段を使ってでも引き離すと思うよ。嫌がらせもしてくるだろうし…」
「…」
「…まあ、昼休みん時はマリリンとかにも、さり気に流しといたからさ。当面、私以外にはジェットとのこと、口外しないほうがいい。なっ、マユリ‥」
付き合いが広いだけに口の軽さを心配していたが、マユリが考えていた以上に、アサミは深慮してくれていた
”アンタはやっぱり親友だ。感謝してる…”
親友の心ある配慮を汲み、マユリは軌道修正を決めた
”南原ねねにはまだ知られちゃまずい。気をつけよう、野上君との接触も…”
その夜、この件をサイトの報告すると、リターンのレクチャーは意外なものだった
”ふう…、強気で行けってことか…。今までレクチャー通りでうまくいってたけど、さすがに今度はアサミの言うことの方が説得力あるような気がする…”
ただ、レクチャーの線引きはヒサシからのケータイなしはメールのやり取りができる関係に至ることだったから、マユリにとっては、それまで慎重姿勢をとることですんなり頭の整理はできていた
そして、夜11時過ぎ…