【完結】離婚したいはずのお嬢様は、旦那様から愛の復縁を迫られる。
✱ ✱ ✱



 それから四年が経ち、私たちの間には三人の子供が産まれた。
 子供が産まれた時、私たちはより幸せを感じた。親としてこの子たちを守らなきゃって、そんな実感も強くなっていった。

「パパ、はやくっ!」

「はいはい。ちょっと待ってろって」

「ぱーぱ!!」

「はいはい」

 さすがに子供が三人もいると大変だけど、それはそれで幸せなこともある。子供たちの成長を目の前で見れることが幸せで、奇跡だ。

「ママー、じゅんびできたあ?」

「もうちょっとだから待っててね」

 三人の子供たちは、いつもやんちゃで騒がしくて大変だけど、私たちはこんなにも幸せだから許せてしまう。

「よーし、じゃあみんなで水族館行くよ!」

「はあーい!!」

「じゃあ、出発進行するか!」 

 子供たちの準備を終えて水族館へと出発した私たちは、愛おしい家族と共に楽しい時間を過ごした。

「ねぇ、レイヤ」

「ん?」

「子供たち、本当にかわいいね」

「ああ、かわいいな」

 こんなに素敵な家族をプレゼントしてくれた神様に、私たちは感謝しかない。

「いつもありがとう、レイヤ」

「こちらこそありがとう、アユリ」

 たくさんの奇跡で、私たちはこの先の未来も生きていく。



【完結】
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