あいつらの復讐

あいつがやってきた

秋より<もの書きスランプ>で放電状態になっておりましたが、
にゃんと、事件が起こりました。

洗濯物を取り込んで、居間にばさっと置いたら

ブーーーーン、ブーーーーーン

あの恐怖の羽の音、
サイコサスペンスを想起させますね。
古い話で恐縮ですが、
古典ホラーのヒチコックの映画のように・・・
何気ない日常に潜む恐怖・・・

注意の印、黒と黄色の縞模様のやつが、
それもかなりでかい!のが
黒のTシャツから飛び出て来たんですね。

あっと言う間に天井に向かって、飛んでいきます。

ス・ズ・メ・バチ・・・・・・

彼らの攻撃は半端ないので、
まず窓を全開にしました。

夏にお世話になった、
やぶ蚊退治のスプレーで先制攻撃をします。

羽に殺虫剤が、かかかったのか、
飛ぶスピードが遅くなり、
そこをめがけて、スプレー殺虫攻撃をくりだします。

ジジジジジ  ポトン

スズメバチは床に落ちて、
四肢をゆっくり動かします。
それにしても、
黄色と黒の縞々は、なんとまがまがしいのでしょうか。

猫が触らないように、
牛乳パックの開いた紙でそっとすくいあげて
そのまま、窓からポイしました。
窓を閉めて、ほっと一息。

スズメバチとの戦争は、
化学兵器で勝利したのです。

コーヒーを入れて
勝利の余韻に浸ってから、
残りの洗濯物をたたみました。
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