先輩(男)×2がベッタリすぎて困ります!!
そうこうしているとあたしの家の前まで到着する。


バイト先まで着いてこられるのは困るので一旦家に帰ることにしたのだ。


遠回りになるけど仕方ない。



「あたしの家ここなので……」



そう言って家を指さすと、二人は「そっか、じゃあまたね」とにっこり笑って踵を返した。


二人とも家別方向なんじゃん。


なんでわざわざ家まで着いてきたんだろう?


考えれば考えるほど二人が何したいのかわからない。


なんで急にあたしなんかに構いだしたんだろう?


あたしはそんな疑問を胸に抱きながら家へ入った。


そして、十分ほど経ってからあたしはバイト先へ向かうため家を出たのだった。


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