君と私の秘密
それからは、毎日お昼は5人で食べるようになった。
ただ、どうしても私には気になることが一つだけある。
塩野くんだ。
お昼ご飯を食べ終えると、いつもさっさと何処かへ消えてしまう。
そして、チャイムがなる1分前くらいに教室に戻ってくる。
それも女の子と2人で。
まぁ、そこだけ聞けば彼女が出来ていつも一緒にいるだけのように思える。
けど、実際は毎回毎回違う女子なのだ。
そんなこともあってか校内では、実は女遊びが酷いのではないかとか陰でやらしいことをしているのではないかなど、様々な噂が広がっている。
その一方で私も手を出せれたいという女子もいた。
塩野くんなら許せるんだとか。
意味わかんない。
ま、私には関係ないことなのだけれど。
でもでも!やっぱり少し何してるのかは気になる。
そして、また今日も塩野くんはさっさと食べ終えて行ってしまい、昨日とは別の女の子と帰ってきたのだ。
「ねぇ、あいつってマジで垂らしなのかな?」
帰り道、突然咲恵が呟いた。
「え!?なに急に!?」
「あ、ごめん。いや、結構噂になってるからさ。どうなのかなって。」
ん?もしかして咲恵……
「塩野くんのこと好きなの?」
「はぁ!?馬鹿じゃないの!?悪いけど、私別に好きな人いるから。」
なーんだ。違うのか。そうか、他に好きな子か……って……え?
「えーー!?咲恵好きな子いるの!?」
「しー!ばか!声でかいよ!」
「あ!ごめん。」
いやいや、でかくなるよそりゃ。
もう4年近くは親友やってるのに1回もそんな話聞いたことなかったんだもん。
もっと早く教えてくれても良かったじゃん。
「ねぇ、誰なの?」
「ん?秘密!」
秘密!?気になるんですけど!?
なんで教えてくれないのよ!
「えー教えてよ。」
「やだー。」
咲恵はいたずらっぽく笑った。
この時には塩野くんのことなど頭から消えていた。
咲恵の恋の話で頭がいっぱいだったから。
「ただいまー!」
「おかえりなさい!ご飯できてるわよ!さっさと手洗いしてらっしゃい!」
「はーい!」
どうやら今日はハンバーグらしい。
いい匂いがする。
「パパ、ママおまたせ!」
いただきますとみんなで食べ始めた。
すると、不意にパパの口から学校の話が出た。
「そうだ!お前のクラスに転校生が来たんだって?母さんから聞いたぞ。」
「あ、うん。そうなんだよね。」
「どんな子なんだ?」
「あー…えっと、男子だよ。イケメンの。」
「おぉ、そうなのか!」
せっかく忘れてたのに思い出しちゃったじゃんか。
最悪。
ママとパパは転校生の話で盛り上がりだしてしまった。
さっさとお風呂入って寝よ。
「ご馳走様でした。お風呂入って寝るね。お休みなさい。」
そう告げ私は足早にお風呂場へ向かった。
お風呂から上がり髪も綺麗に乾かしベットにダイブ。
はぁ。今日も疲れた。
私は、私達は本当に塩野くんと友達になって問題なかったのだろうか。
変なことに巻き込まれそうな気がする。
考えすぎだろうか?
考えすぎだたよね!
そうだよ、きっとそう!
大丈夫。きっと何も変わらない。
そう思いながら私は眠りについた。
おやすみなさい。
まさか、この予感が的中するとはこのときはまだ何も知らなかった。
ただ、どうしても私には気になることが一つだけある。
塩野くんだ。
お昼ご飯を食べ終えると、いつもさっさと何処かへ消えてしまう。
そして、チャイムがなる1分前くらいに教室に戻ってくる。
それも女の子と2人で。
まぁ、そこだけ聞けば彼女が出来ていつも一緒にいるだけのように思える。
けど、実際は毎回毎回違う女子なのだ。
そんなこともあってか校内では、実は女遊びが酷いのではないかとか陰でやらしいことをしているのではないかなど、様々な噂が広がっている。
その一方で私も手を出せれたいという女子もいた。
塩野くんなら許せるんだとか。
意味わかんない。
ま、私には関係ないことなのだけれど。
でもでも!やっぱり少し何してるのかは気になる。
そして、また今日も塩野くんはさっさと食べ終えて行ってしまい、昨日とは別の女の子と帰ってきたのだ。
「ねぇ、あいつってマジで垂らしなのかな?」
帰り道、突然咲恵が呟いた。
「え!?なに急に!?」
「あ、ごめん。いや、結構噂になってるからさ。どうなのかなって。」
ん?もしかして咲恵……
「塩野くんのこと好きなの?」
「はぁ!?馬鹿じゃないの!?悪いけど、私別に好きな人いるから。」
なーんだ。違うのか。そうか、他に好きな子か……って……え?
「えーー!?咲恵好きな子いるの!?」
「しー!ばか!声でかいよ!」
「あ!ごめん。」
いやいや、でかくなるよそりゃ。
もう4年近くは親友やってるのに1回もそんな話聞いたことなかったんだもん。
もっと早く教えてくれても良かったじゃん。
「ねぇ、誰なの?」
「ん?秘密!」
秘密!?気になるんですけど!?
なんで教えてくれないのよ!
「えー教えてよ。」
「やだー。」
咲恵はいたずらっぽく笑った。
この時には塩野くんのことなど頭から消えていた。
咲恵の恋の話で頭がいっぱいだったから。
「ただいまー!」
「おかえりなさい!ご飯できてるわよ!さっさと手洗いしてらっしゃい!」
「はーい!」
どうやら今日はハンバーグらしい。
いい匂いがする。
「パパ、ママおまたせ!」
いただきますとみんなで食べ始めた。
すると、不意にパパの口から学校の話が出た。
「そうだ!お前のクラスに転校生が来たんだって?母さんから聞いたぞ。」
「あ、うん。そうなんだよね。」
「どんな子なんだ?」
「あー…えっと、男子だよ。イケメンの。」
「おぉ、そうなのか!」
せっかく忘れてたのに思い出しちゃったじゃんか。
最悪。
ママとパパは転校生の話で盛り上がりだしてしまった。
さっさとお風呂入って寝よ。
「ご馳走様でした。お風呂入って寝るね。お休みなさい。」
そう告げ私は足早にお風呂場へ向かった。
お風呂から上がり髪も綺麗に乾かしベットにダイブ。
はぁ。今日も疲れた。
私は、私達は本当に塩野くんと友達になって問題なかったのだろうか。
変なことに巻き込まれそうな気がする。
考えすぎだろうか?
考えすぎだたよね!
そうだよ、きっとそう!
大丈夫。きっと何も変わらない。
そう思いながら私は眠りについた。
おやすみなさい。
まさか、この予感が的中するとはこのときはまだ何も知らなかった。