Departure in the late teens
Departure5
〜雨のち悠姫〜
悠姫とは練習会で知り合ったところから始まりスキーツアー、真辺主催の合コンをきっかけに 仲良し度は増しマジ、悠姫、明日和の三人で連んで遊ぶ事がお決まりになっていた。
そんな中 突然に明日和が実家での都合により店を辞めて地元に戻ることになった。
休日前の夜、店の待ち合いスペースだけに明かりが灯り そこに三人がいた。
マネージャー
(そうか、、、俺は明日和を自分の家族であり弟だと思って 向き合ってきたから残念だ、、、)
明日和(涙)マネージャー すみません、、、(涙) 僕も こんなかたちで ここを出ることになるとは、、、)
マネージャー
(そうだな、 もう泣くな。お前はいつまでも かわいい弟だで いつでも 遊びにこやぁ！！) (な！)
(もう こうなってしまったことは しょうがない！)
明日和(は、はい、、、(涙)
(ありがとうございます、、、僕は ここが ホントにホントに好きでした、、(涙)
マジ(明日和 今まで ありがとね(涙)う、う、、、)
マネージャー(マジも 泣くな！！しょうがないけどな、、、お前達仲良かったでなぁ、、、(涙)
そして、有森と後輩達にも荷物運びを手伝ってもらい店を、名古屋を去った。
車窓から変わりゆく名古屋の街のネオンが顔を照らし思い出が走馬灯のように蘇り涙で景色が歪んでいた。
名古屋で体験した数々の想い出が 一つ一つ遠ざかってゆく。
・・・・・・・・
地元に戻り新しい職場のスタッフ達とも仲良く楽しく過ごせたが名古屋にいた時ほどは楽しいものではなかった。
五月も終わる頃 マジからの着信が鳴る。
明日和(もしもし⭐︎！！真島くん！！久しぶり！！どうしたの！？)
マジ(久しぶり！)
(あのさぁ 来月だけど連休の月曜の日にマネージャーがスタッフ全員連れてバーベキューするって言ってて ゆうくんも誘うけど明日和来れる？)
明日和(え！ホントに！？いける！いける！⭐︎⭐︎⭐︎)
(それでもって ゆうちゃんも誘うって？(笑)
マジ(うん！明日和が辞めてから 練習会でマネージャーも ゆうくん気に入っちゃってさぁ(笑) 本来 うちのスタッフだけのバーベキューだけど ゆうくんは誘ってるの⭐︎)
(あ、あと汐見さんと有森さんも来るからね)
明日和(そうなんだ〜(笑)
((真島くんも めっちゃ嬉しそう(笑))
((フフフフ))
(汐見さんとも 久しぶりにからむの楽しみじゃん(笑)
マジ(別に汐見さんが来るのは 楽しみでもないけどね(笑) 明日和は 汐見さん好きだで 嬉しいだろうけど〜)
明日和(ハハハ⭐︎真島くんは また殴られるパターンだね(笑)
そして OBから現役、悠姫が久しぶりに顔を合わせて行われたバーベキューは 最高に盛り上がった！
こうして悠姫との関係も思い出もひとつひとつ増えて濃いものとなり出逢って二年が経った頃、マジも実家の理美容店に帰りそれぞれが住む場所は離れていても三人集まって遊んだり そこに他のメンバーも加わったりして楽しむ日々が続いていた。
そんなある夏の日、三人で海水浴に行く予定がたったが当日の天気は雨、マジが仕切り直すことを提案したので 明日和も悠姫も了解した。
トゥルルルル♪ トゥルルルル♪
明日(あ！電話、、、ゆうちゃんだ！)
(もしも〜し！ゆうちゃん どうしたの〜？)
悠姫(あすく〜ん 暇〜。。。)
(海行かなくなったから 暇〜。。。)
明日和(ハハハハハ。確かにそうだけど それ言いたくて電話してきたの？(笑)
悠姫(それ言いたくて電話したの〜＊
雨のせいで暇になりすぎるから電話したの〜＊)
(どうにかしてよ〜＊この退屈な気持ち〜＊(笑)
明日和(どうにかしろって言われても(笑) あたしゃ〜神様じゃ〜ないよ！)
悠姫(そんなの分かってる！(笑)あすくんが神様だったら 悠姫は地球を支配できちゃうじゃん！キャハハハハ⭐︎)
明日和(バッカにしやがって〜(笑)変なフリすんなよなぁ！！)
悠姫(キャハハハハハ⭐︎)
(ねえ⭐︎ 雨降ってるけど今から海行かない？ドライブだけでもいいじゃん⭐︎)
(どうせ時間持て余してるんだし⭐︎)
明日和(ま、、あ そうだよなぁ。。。じゃあ、真島くんも、、、)
(ん、でも、、真島くんに今から出て来てもらって集合してると 、、、)
悠姫(そう！遅くなるだけだから 二人で行けばいいじゃん⭐︎！！)
明日和(そ、 そうだね！二人で行こか⭐︎)
悠姫(うん⭐︎)
と、いう事で明日和は悠姫を迎えにゆき 二人で 内海海水浴場のある知多半島へと向かった。
そして二人だけでドライブするのは初めてだった。
明日和(ホントに二人で来ちゃったね内海まで(笑)
悠姫(うん⭐︎うん⭐︎雨降ってるけど なんか楽しいじゃん⭐︎)
明日和(なんだろう、なんだか真島くんには このこと言いづらいな)
悠姫(別にいいじゃん！言わなければ！話題に出さなければ わかんないよ！)
明日和(まあね。だから今、小雨降る中、海を見ながら車を走らせてるのは夢ってことだね(笑)
悠姫(そう！あすくんが悠姫と二人でドライブなんて 夢の夢(笑)
明日和(ゆうちゃんと 今からモフバーガーに行こうとしてるのも夢の夢の夢(笑)
悠姫(そう！あすくんは 今 夢紀行⭐︎(笑)
明日和(ていうか、 ゆうちゃんと二人でドライブなんて夢の夢！？って・・・)
(なんか その言い回し 僕を見下してないかい！！？(笑)(汗)
悠姫(キャハハハハハ⭐︎それ言われた瞬間に気づくのが普通だし(笑)
明日和(ったく！！調子よくしゃべってても すぐ仕掛けてくるんだからぁ！！)
悠姫(あすくんに仕掛けたり ボケを拾えなくなったら 悠姫 死んじゃうかも〜⭐︎(笑)
明日和(はいはい そうですか！ もうすぐモフバーガーに着くけど ポテト食べて喉詰まらせて死なないようにね！(笑)
悠姫(今ポテト食べて死ねたら幸せかも(笑) さ、ドライブスルー⭐︎ドライブスルー⭐︎ 何にしようかなぁ♡)
明日和((なんで幸せ？？))
「いらっしゃいませ〜！ご注文は何にいたしましょうか？ ただいま季節限定の・・・ 」
そして、バーガーを買うとドライブを続けながら 食べることにした。
悠姫(ねえ、 包み紙むいて食べやすくしてあげるけど なんで チリドッグ買ったの？)
明日和(なんでって？ それは 美味しいからチリドック買ったに決まってるじゃん！！嫌いなもの買う人いないでしょうが！(笑)
悠姫(違う！そういう意味じゃなくて なんでこんな食べにくそうなものを買ったのかってこと(笑)
(はい！どうぞ お食べ⭐︎)
明日和(ありがと⭐︎)
悠姫(わたしは 普通にチーズバーガーだけど これでも モフは気をつけないとだからさ！)
「さあ 次の曲は サザンオールスターズで真夏の果実！♪」
涙があふれる 悲しい季節は♪
誰かに抱かれた夢をみる♪
泣きたい気持ちは言葉にできない♪
今夜も冷たい雨が降る♪
こらえきれなくて ため息ばかり♪
今もこの胸に 夏は巡る♪
四六時中も好きと言って♪
夢の中へ連れて行って♪
忘れられない heat and soul♪
声にならない♪
砂に書いた名前消して♪
波はどこへ帰るのか♪
通り過ぎゆく love and roll♪
愛をそのままに♪
悠姫とは練習会で知り合ったところから始まりスキーツアー、真辺主催の合コンをきっかけに 仲良し度は増しマジ、悠姫、明日和の三人で連んで遊ぶ事がお決まりになっていた。
そんな中 突然に明日和が実家での都合により店を辞めて地元に戻ることになった。
休日前の夜、店の待ち合いスペースだけに明かりが灯り そこに三人がいた。
マネージャー
(そうか、、、俺は明日和を自分の家族であり弟だと思って 向き合ってきたから残念だ、、、)
明日和(涙)マネージャー すみません、、、(涙) 僕も こんなかたちで ここを出ることになるとは、、、)
マネージャー
(そうだな、 もう泣くな。お前はいつまでも かわいい弟だで いつでも 遊びにこやぁ！！) (な！)
(もう こうなってしまったことは しょうがない！)
明日和(は、はい、、、(涙)
(ありがとうございます、、、僕は ここが ホントにホントに好きでした、、(涙)
マジ(明日和 今まで ありがとね(涙)う、う、、、)
マネージャー(マジも 泣くな！！しょうがないけどな、、、お前達仲良かったでなぁ、、、(涙)
そして、有森と後輩達にも荷物運びを手伝ってもらい店を、名古屋を去った。
車窓から変わりゆく名古屋の街のネオンが顔を照らし思い出が走馬灯のように蘇り涙で景色が歪んでいた。
名古屋で体験した数々の想い出が 一つ一つ遠ざかってゆく。
・・・・・・・・
地元に戻り新しい職場のスタッフ達とも仲良く楽しく過ごせたが名古屋にいた時ほどは楽しいものではなかった。
五月も終わる頃 マジからの着信が鳴る。
明日和(もしもし⭐︎！！真島くん！！久しぶり！！どうしたの！？)
マジ(久しぶり！)
(あのさぁ 来月だけど連休の月曜の日にマネージャーがスタッフ全員連れてバーベキューするって言ってて ゆうくんも誘うけど明日和来れる？)
明日和(え！ホントに！？いける！いける！⭐︎⭐︎⭐︎)
(それでもって ゆうちゃんも誘うって？(笑)
マジ(うん！明日和が辞めてから 練習会でマネージャーも ゆうくん気に入っちゃってさぁ(笑) 本来 うちのスタッフだけのバーベキューだけど ゆうくんは誘ってるの⭐︎)
(あ、あと汐見さんと有森さんも来るからね)
明日和(そうなんだ〜(笑)
((真島くんも めっちゃ嬉しそう(笑))
((フフフフ))
(汐見さんとも 久しぶりにからむの楽しみじゃん(笑)
マジ(別に汐見さんが来るのは 楽しみでもないけどね(笑) 明日和は 汐見さん好きだで 嬉しいだろうけど〜)
明日和(ハハハ⭐︎真島くんは また殴られるパターンだね(笑)
そして OBから現役、悠姫が久しぶりに顔を合わせて行われたバーベキューは 最高に盛り上がった！
こうして悠姫との関係も思い出もひとつひとつ増えて濃いものとなり出逢って二年が経った頃、マジも実家の理美容店に帰りそれぞれが住む場所は離れていても三人集まって遊んだり そこに他のメンバーも加わったりして楽しむ日々が続いていた。
そんなある夏の日、三人で海水浴に行く予定がたったが当日の天気は雨、マジが仕切り直すことを提案したので 明日和も悠姫も了解した。
トゥルルルル♪ トゥルルルル♪
明日(あ！電話、、、ゆうちゃんだ！)
(もしも〜し！ゆうちゃん どうしたの〜？)
悠姫(あすく〜ん 暇〜。。。)
(海行かなくなったから 暇〜。。。)
明日和(ハハハハハ。確かにそうだけど それ言いたくて電話してきたの？(笑)
悠姫(それ言いたくて電話したの〜＊
雨のせいで暇になりすぎるから電話したの〜＊)
(どうにかしてよ〜＊この退屈な気持ち〜＊(笑)
明日和(どうにかしろって言われても(笑) あたしゃ〜神様じゃ〜ないよ！)
悠姫(そんなの分かってる！(笑)あすくんが神様だったら 悠姫は地球を支配できちゃうじゃん！キャハハハハ⭐︎)
明日和(バッカにしやがって〜(笑)変なフリすんなよなぁ！！)
悠姫(キャハハハハハ⭐︎)
(ねえ⭐︎ 雨降ってるけど今から海行かない？ドライブだけでもいいじゃん⭐︎)
(どうせ時間持て余してるんだし⭐︎)
明日和(ま、、あ そうだよなぁ。。。じゃあ、真島くんも、、、)
(ん、でも、、真島くんに今から出て来てもらって集合してると 、、、)
悠姫(そう！遅くなるだけだから 二人で行けばいいじゃん⭐︎！！)
明日和(そ、 そうだね！二人で行こか⭐︎)
悠姫(うん⭐︎)
と、いう事で明日和は悠姫を迎えにゆき 二人で 内海海水浴場のある知多半島へと向かった。
そして二人だけでドライブするのは初めてだった。
明日和(ホントに二人で来ちゃったね内海まで(笑)
悠姫(うん⭐︎うん⭐︎雨降ってるけど なんか楽しいじゃん⭐︎)
明日和(なんだろう、なんだか真島くんには このこと言いづらいな)
悠姫(別にいいじゃん！言わなければ！話題に出さなければ わかんないよ！)
明日和(まあね。だから今、小雨降る中、海を見ながら車を走らせてるのは夢ってことだね(笑)
悠姫(そう！あすくんが悠姫と二人でドライブなんて 夢の夢(笑)
明日和(ゆうちゃんと 今からモフバーガーに行こうとしてるのも夢の夢の夢(笑)
悠姫(そう！あすくんは 今 夢紀行⭐︎(笑)
明日和(ていうか、 ゆうちゃんと二人でドライブなんて夢の夢！？って・・・)
(なんか その言い回し 僕を見下してないかい！！？(笑)(汗)
悠姫(キャハハハハハ⭐︎それ言われた瞬間に気づくのが普通だし(笑)
明日和(ったく！！調子よくしゃべってても すぐ仕掛けてくるんだからぁ！！)
悠姫(あすくんに仕掛けたり ボケを拾えなくなったら 悠姫 死んじゃうかも〜⭐︎(笑)
明日和(はいはい そうですか！ もうすぐモフバーガーに着くけど ポテト食べて喉詰まらせて死なないようにね！(笑)
悠姫(今ポテト食べて死ねたら幸せかも(笑) さ、ドライブスルー⭐︎ドライブスルー⭐︎ 何にしようかなぁ♡)
明日和((なんで幸せ？？))
「いらっしゃいませ〜！ご注文は何にいたしましょうか？ ただいま季節限定の・・・ 」
そして、バーガーを買うとドライブを続けながら 食べることにした。
悠姫(ねえ、 包み紙むいて食べやすくしてあげるけど なんで チリドッグ買ったの？)
明日和(なんでって？ それは 美味しいからチリドック買ったに決まってるじゃん！！嫌いなもの買う人いないでしょうが！(笑)
悠姫(違う！そういう意味じゃなくて なんでこんな食べにくそうなものを買ったのかってこと(笑)
(はい！どうぞ お食べ⭐︎)
明日和(ありがと⭐︎)
悠姫(わたしは 普通にチーズバーガーだけど これでも モフは気をつけないとだからさ！)
「さあ 次の曲は サザンオールスターズで真夏の果実！♪」
涙があふれる 悲しい季節は♪
誰かに抱かれた夢をみる♪
泣きたい気持ちは言葉にできない♪
今夜も冷たい雨が降る♪
こらえきれなくて ため息ばかり♪
今もこの胸に 夏は巡る♪
四六時中も好きと言って♪
夢の中へ連れて行って♪
忘れられない heat and soul♪
声にならない♪
砂に書いた名前消して♪
波はどこへ帰るのか♪
通り過ぎゆく love and roll♪
愛をそのままに♪
