Departure in the late teens
明日和(ううぢゃん・・・(汗)もぐもぐ. . . .


悠姫(あすぅ!!ほらぁ!!言わんこっちゃない!!(笑)(汗)

(もぉう!! ウィンナー落とさなかったのは頑張ったけど やっぱりチリソース飛ばしたよね!!(笑)

(そのまま じっとしながら運転してなよ!!)
ふきふきふき. . . .


明日和(ありがとう)もぐもぐ. . . .


悠姫は明日和のシャツにチリソースがついた部分を 摘んで拭いた。


悠姫(あんた こんなに落としてばかりいると 結婚できないよ!!(笑)


明日和(別にいいよ。結婚できなくても。。。)もぐもぐ. . . .
(ゆうちゃんだって結婚しないんでしょ(笑)


悠姫(わからんよ!悠姫は突然 結婚するかもよ!!)


明日和(ええ!! 嘘ぉ!! だって 前に銀華山に行った時に 彼氏と結婚って必要なの?って言ってたじゃん!!)


悠姫(キャハハ!よく覚えてたね(笑)

(あの時は そんな気分だったの!)

(まさに女心と秋の空ってやつね(笑)


明日和(ふ〜ん、、、じゃあ結婚したら 遊べなくなっちゃうね、、、)



悠姫(・・・そうだね、淋しくなっちゃうね、、、⤵︎)


明日和(え!? ホントに結婚するの!!好きな人いたの!?できたの!?(汗)


悠姫(悠姫が結婚しちゃうと淋しい? )

(ねえ? 淋しい??)

明日和(え、、、ま、まあ、、、淋しくないって言ったら嘘になるんだろうけど、)

(でも、好きな人 できちゃったなら しょうがないよね・・・・・)


悠姫(ウフ⭐︎淋しいの?)と聞き直しながら明日和の顔を覗き込んでいた。


明日和(そんなに見るな!運転の邪魔になる!)



悠姫(あ、!! あすくん!!右見て!!)

(雲の合間に青空が!!)

明日和(ほんとだ!! あっちの空から雨も止んできたのかな?)

悠姫(キャハハ⭐︎ あたし達、晴れ男と晴れ女かもよ〜♡⭐︎)

(ねえ!!ビーチの方に行ってみようよ⭐︎)


明日和(そうだね!とりあえず見に行こうか!!)

悠姫(うん⭐︎ )
(悠姫、海入っちゃおうかなぁ♡)


明日和(え? ゆうちゃんも 水着持ってきてるの?)

悠姫(ゆうちゃんもって?あすくんも持ってきてるの?)


明日和(まあ、もともと用意してたし もしかしてと思って後ろに置いてある〜(笑)

悠姫(キャハ⭐︎悠姫も もしかしてと思ってバッグの中に入ってる〜⭐︎(笑)

明日和(なるほど!それだから 大きめのバッグだったのかぁ(笑)
(お菓子がいっぱい入ってるから大きいのかと思ってたよ!)

悠姫(当然 お菓子もいっぱい入ってるけど 水着もはいってる〜⭐︎)

(キャハハハ⭐︎考えてること一緒だったね⭐︎)



そしてメインビーチらへんに行くと 海に入ろうと思えば入れるが シャワーの貸し出しが やってない。 もともと朝から雨だったので 海水浴客は居ないし当たり前と言えば当たり前なのであった。


明日和(そりゃそうだわね。 シャワー入れんかったら さすがにねぇ。。。)

悠姫(***ざ〜んねん⤵︎***)


そしてそのまま 車で海岸沿いをゆくと


明日和(あれ? さっきのところ シャワー室¥500貸し出しで おばちゃん営業してたね!!)

悠姫(うん⭐︎そうだよね!行ってみようよ!!)


Uターンをして メインビーチから外れた小さめのビーチへ辿りつくと


明日和(おばちゃん!海入りたいんだけど ここはやってるの?シャワーと更衣室も借りたいんだけど)

おばちゃん(今日は朝から雨降ってて お客さん居ないから閉めようと思ったけど 今は雨が止んでるし 兄ちゃん達来たから 使わせてあげるよ。)

悠姫(やったー⭐︎ おばちゃん ありがとー♡)


二人は早速着替え 誰も居ない貸し切りビーチへ向かうことにした。と、その前に 、

悠姫(あすくん 浮き輪借りようよ!)

明日和(ああ、そうだね 僕はいらないけど ゆうちゃん あったら楽かもね!)


悠姫(すみません!おばちゃん 浮き輪ひとつ貸してください⭐︎)

おばちゃん(いいよ。どれにするの?あんた達カップルだから二人用のでいいのかい?)

明日和(え。。。)

悠姫(そ、そうですね!それでお願いします!!)

明日和(二人用!?)

悠姫(いいじゃん⭐︎大は小を兼ねるっていうし(笑)

明日和(どんなふうに兼ねるのかよく分からないけど(笑)

悠姫(難しいこと考えてなくていいのよ!!バカ(笑)

明日和(バカ!?(汗)


悠姫(さあ!行こう⭐︎行こう⭐︎)

(おばちゃん ありがとうございま〜す♡)

おばちゃん(はい、はい。 今は雨が止んでるけど 降り出して強くなったら 帰ってきなよ! 大人だから分かってると思うけどさ)

明日和、悠姫(はーい!! )
(ありがとうございます!!)
(では 行ってきまーす⭐︎⭐︎)


そして二人はビーチにシートを敷いてパラソルを立て その下に荷物を置くと 悠姫はパーカーを脱いで浮き輪を手にした。

悠姫の白い肩を見て明日和は目をそらした。

明日和((ゆうちゃんの肌 めっちゃ綺麗!!あんまりジロジロ見たらダメだ(汗))



悠姫(そういえば、さっき 結婚するかもって言ったの嘘ね!)

(あすくんの知らないところで悠姫が恋をしてることは ありませ〜〜ん(笑)

(キャハハハハ〜⭐︎⭐︎⭐︎) ダッシュ =3
悠姫は浮き輪を被ったまま走って明日和より先に海に向かった。


そして 悠姫は海に入る手前で立たずみ 何かボソボソ言っているようだった。


悠姫(大丈夫、大丈夫、 きっと今日は大丈夫、 大丈夫に決まってる。。)ボソボソ. . . . .


明日和(何、ボソボソ言ってるの? 海入るの怖いの?まさかぁ(笑)

悠姫(そんな訳ないだろ!! 浮き輪もしてるのに!! バカにするな!(笑)

(よし!じゃあ一緒に行くよ!!)

明日和(ハハハ!ゆうちゃんは オモロい子だよね⭐︎)

悠姫(あすくんに言われたくない!!(笑)

海に浸かり話しながら ジャバジャバと歩いて悠姫の足がつかなくなった頃、


悠姫(ちょっと、浮き輪掴んでてよ!!)

明日和(は〜い。)
(ゆうちゃん 泳げない訳ではないんだよね?)

悠姫(一応 泳げますよぉ! でも 深いとちょっと不気味じゃない(苦笑い)


明日和(ま、そうだね、確かに。)

(そらっ!!) グイ、グイ!

明日和は浮き輪を揺らした!


悠姫(お、お、 おぉ(汗) ちょっと. . .)

グイ、グイ、グイ!!

悠姫(キャハハハハーッ(笑)(汗)

明日和(どう? オモロいでしょう!(笑)

(それーーーっ!!) グイーーッ!!

°。ザバーーッ!!。°。
悠姫(キャッ!!バカァ!!(汗)

(もぉう!!悠姫が反撃できないと思って〜!! 後で覚えてろよぉ(笑)

明日和(ギャハハハハ〜⭐︎)



・・・・・・・・・°。°°


悠姫(なんかさぁ。。。この広〜い海に浮かんでボーッとしてるだけでも気持ちいいよね〜♡)


明日和(そうだね〜〜。。。この海の浮力に身をゆだねてると いろんなこと忘れられて〜。。。)





悠姫(ねえ、 浮き輪の中に入ってきたら?)




明日和(え、中に? だって。。。)




悠姫(だってじゃなくて、浮き輪 二人用で穴が大きいから 一人より二人で入ってた方が安定するし。。。)



明日和(・・・・・・)



悠姫(ねえ、、おいでよ。)

(きっと大丈夫だと思うし。。。)ボソボソ. . . .




明日和(よっ!!と) ジャボッ!!!。°。

明日和は一度水中に潜り 浮き輪の中に入り込んだ!

バシャァァァァァァ。°。°°
悠姫(キャハッ⭐︎⭐︎!!)



(え?)


(ねえ、 ちょっと、 )


(なんで そっち向いてるのよ!)

明日和は悠姫に背を向けた状態で浮き輪の中に入っていた。


明日和(だって 狭い浮き輪の中で向き合うの普通に照れ臭い。。。)

(相手が ゆうちゃんでも 照れ臭い。。。)



悠姫((そうなんだよね。。。 あすくん。。。。。そういう あすくんだから 大丈夫なんだよね。。。 ))


(ま、 いいっか!! あすは変わり者だから そんなもんかっ⭐︎(笑)

(でも これで浮き輪も安定したし〜♡)
バシャ。バシャ° バシャ。。


明日和(いちいち 変わり者にするなぁ!! 浮き輪Queen!!(笑)
バッシャ。 °バッシャ。°バッシャ。。


悠姫(だからぁ! 姫をもっと オシャレに使えっちゅーの⭐︎(笑)
(キャハハハハ〜⭐︎⭐︎⭐︎)

バシャ。°°バシャ。。°バシャ。


二人は貸し切りの海でジャレ合った。
そのうち 悠姫は気持ち良さそうに 歌っていた。


Baby今は泣かないで いつものように聞かせて♪
あの頃見つけた 真っ白な想いと ざわめきを♪
Baby 今は抱きしめて 震えちゃうから♪
昨日よりShyな この想いを 壊さないように♪
雨はすつかり あがって あの道を♪
乾かしてく 光だけが 静かに揺れる♪
Wow 何度も重ねたKissは ガラスみたいにもろくって♪
眠れない恋は 行き場を失くして 漂う宇宙♪
真綿のような2人は 夕焼けに♪
影をつくる細くなる 小さく泣いてる♪

今アツイキセキが この胸に吹いたら♪
時の流れも 水の流れも 止まるから♪
愛しい人 震える想いを のせて♪
いつまでも 夢の中にいて♪



バシャ。バシャ。。バシャ。。。

明日和(ゆうちゃん、また だんだん曇ってきてるけど 寒くないの?)

悠姫(すご〜〜い! なんで分かったのぉ?)

明日和(そりゃあ、曇ってきたし ゆうちゃんの腕にさぶいぼ出てるから)


悠姫(そりゃそっか! でも とりあえず大丈夫だよ!湯たんぽ明日和がいるから(笑)


明日和(湯たんぽ〜* ホント、君はすぐ人にヘンテコネームつけるの得意だよね!)


悠姫(だから、あーたには言われたくな〜〜い!!(笑)




ポツ。 ポツ。 。。。 。


明日和(あ、 雨かな?。。。)

悠姫(そうかな?。。 )

(もう少し強くなったら上がろうね。。。) チャポ。。 。チャポ。

(それまで まだ居ようよ。) ジャブ。。ジャブ。°


明日和(ゆうちゃん 海好きなんだね(笑)

悠姫(うん⭐︎)

悠姫は明日和の後ろで目を閉じたまま 気持ち良さそうに浮いていた。。。



・・・・・・・・・*



明日和(急げ!急げぇ!(笑)

悠姫(キャハハハハハ⭐︎⭐︎⭐︎)

明日和(おばちゃん!! シャワー借りまーす!!)
悠姫(借りまーーす⭐︎)

おばちゃん(はいはい。おつかれさん。ギリギリまで楽しんで来たね。
フフフフ。)


そして二人は着替えると帰り際に悠姫が おばちゃんに 持ってきたお菓子をお裾分けすると、悠姫は おばちゃんに可愛がられ 小ビーチを後にした。



明日和(ハハハ!なんだかんだで とりあえず海水浴できたね!)

悠姫(うん⭐︎ 一度は諦めた海水浴! でも諦めなくて良かった⭐︎)




(いい思い出つくれたな⭐︎⭐︎⭐︎)




Car radioから流れた曲
「サザンオールスターズの28作目のシングル真夏の果実より引用
作詞 : 桑田佳祐」


悠姫が海で歌った曲
「JUDY AND MARYのアルバムTHE POWER SOURCEのクラシックより引用
歌詞.歌 : JUDY AND MARY 作詞 : Tack and Yukky」




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