逃げても逃げても追いかけてくるの

しばらくすると

ふれあは、
「もう嫌。」と言って
机に顔を埋め、

陽介は頭を抱え、

凛は両手で顔を覆い、

私はただただ、呆然としていた。

もしかしたら桃が死んだのは夢かも。
なんて思いかけてたさっきの自分は
もう…どこにも居なくなっていた。
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