逃げても逃げても追いかけてくるの
18……以下……

「……っ」

「俺達、だけって事か……。
この島でジャミガミ様が人を襲うとしたら…」

翔が納得したように、けれど同時に
落胆するようにそう言ったのを聞いて
住職は深く、頷いた。

「そうじゃな……。」

「……」

「まぁ。魅酔の日さえ、
ちゃんと守っとれば、お主らは
‪”‬2022年1月4日‪まで‪”‬は
ちゃぁーんと生きれる。安心せぇ」

何気なく放たれた住職の言葉に
時が止まったような不思議な感覚に陥る。

「「え……?」」

綺麗に揃った5人の声は……





震えていた__________。
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